脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

就職活動

ブラック企業に入っても実力はつかない

以前、ものすごく技術力が低い開発会社と一緒に仕事をしたことがある。詳細な話は書くことができないのでぼかして書くが、その会社はコードの品質が低いことはもちろん、一切テストしていないものを「できた」と言い張って納品してきたり、危険な本番オペレ…

「立場の違い」を「実力」だと勘違いしてしまうのはかっこわるい

先日、とある用事で外出した際に、早く着きすぎてしまったのでカフェで時間を潰していた。 そのカフェはオフィス街にあったので、客の多くはサラリーマンのようだった。ノートPCで仕事の資料を作っている人や(余談だが、これはコンプライアンス上望ましくな…

就活と恋愛は似ていない。

たまに、「就職活動と恋愛は似ている」という意見を耳にすることがある。「エントリーシートは会社へのラブレターである」とか、「選考を進めていく中でお互いのことをよく知り、相思相愛になったら内定」とか、そういう話を聞いたことがあるという人も多い…

企業が欲しいのは優秀な人よりも洗脳しやすい人

企業にとっては採用者の能力なんてある一定水準を超えてさえいれば割とどうでもいいことだったりする。社風に合っているかどうかがよくわからなくても、企業がその人を自分のところの社風に「洗脳しやすい」と判断されれば採用されることになる。研修なり、…

非ブラック認定=優良企業(ホワイト企業)か?

昨日(12月1日)、2015年卒の就職活動が解禁された。就職活動のあり方について云々言うのは今回は置いておいて、昨日読んだ以下の記事が気になったのでそれについて少し書きたい。

大企業に入ると「大企業はクソだ」ということが学べます

「成長」ってそもそも何なのだろうか?という話が前提としてあるのだけど、何かを習得するのに研修を受けるよりも実際にやってみたほうがよいというのは多くの場合そうで、そういう点で大企業が微妙だというのは同意できる。

「不採用の理由」なんてそもそも存在しないのかも

個人的な話になるが、僕は就職活動をしている時に、最終面接で不採用になった企業から「不採用の理由」を教えてもらったことがある。

サービスをつくる側とつかう側は違うよ、という話

就職活動中の学生を見ていると、志望業界を決める時に、たまに「大丈夫か」と心配せずにはいられないような選び方をしている人がいる。

多くの企業が求めるのは「おもしろい人」より「無難な人」

「つまらない人」と「おもしろい人」のどちらと一緒に働きたいかと問われれば、それは間違いなく「おもしろい人」と多くの人は答えるだろう。たしかに、「おもしろい」ということは人を評価する際にプラスに作用する要素のひとつではあると思う。ただ、会社…

『リーン・スタートアップ』を読んで職業選択について考えた

起業やベンチャーに興味がある方にはお馴染みの『リーン・スタートアップ』を先日読んだ。

脱社畜の就職活動

友人と経営していた会社を辞めた後、僕も一応就職活動なるものを経験した。今日はその時の話を少しばかり書く。

「体育会の部活型組織」に未来はない

確かに、今までの「ニッポンの会社」はこの「体育会の部活」と同じようなシステムで動いている会社が少なくなかった。新卒入社後の社員はひたすら下働きで、先輩のいうことにはそれがどんなに理不尽であっても逆らわずに従う。それが社会人のオキテだと教え…

「就活狂想曲」の出来が素晴らしかった

自主制作アニメが素晴らしかったので簡単にご紹介。東京藝術大学大学院映像研究科の学生さんによる作品。

ベンチャー企業での搾取系インターンシップに注意

基本的に小さな会社が行うインターンは99%が搾取系だと思ってよい。小さな会社にインターンを教育するような体力があるわけがなく、インターンとして採用された学生は間違いなく「勉強」ではなく「仕事」をさせられることになる。 「仕事」をするのであれば…

「優良企業」は「誰に」とって優良なのか

「優良企業」という言葉は、実際にはかなりミスリードな言葉だ。「優良企業」が、「誰に」とって優良なのかがはっきりせず、曖昧なままで使われているからである。大きく(1)「株主」にとっての優良企業、(2)「消費者」や「顧客」にとっての優良企業、(3)「従…

不良だった弟が就職活動をすることになった

僕には、年齢の離れた弟が一人いる。僕と弟は、本当に血のつながりがあるのか疑わしいくらい、ステータスが正反対だ。僕は勉強が比較的得意で、運動神経が絶望的になく、非リア充で女の子にもてない。一方で弟は、勉強が絶望的にできず、運動神経抜群で、リ…

業績のよい、成長中の会社を就職先に選んでしまうという罠

就職活動の際に、会社四季報などで受ける企業の業績を必死に調べている人がたまにいる。中には、有価証券報告書のようなIR資料を読み込んで、学生というよりは投資家のような行動を取っている人までいる。

内定辞退に難航する会社はろくな会社ではない

学生がすんなり内定辞退できない会社は、基本的には何らかの問題を抱えている会社である。ブラック企業の特徴のうちの1つに「辞めさせてくれない」というものがあるが、内定を辞退させてくれないというのもほぼこれと同じと考えられる。そんな会社に入社し…

「コミュニケーション能力」と十把一絡げに捉えることの弊害

就職活動において、企業が学生に求める能力の定番に、「コミュニケーション能力」がある。経団連の実施した「新卒採用(2012年4月入社対象)に関するアンケート調査結果」によると、企業が採用選考時に重視する要素の第1位は 、9 年連続で「コミュニケーシ…

明らかに高望みし過ぎている企業の「求める人材像」

会社の採用ページを見てみると、「求める人材像」なるものが書かれている場合がある。そこには、「コミュニケーション能力」だとか「グローバル視点」だとか、「粘り強さ」とか、立派なことがいくつも列挙されている。例えば、以下は花王の採用ページに書い…

どんなに考えても、入社後の「こんなはずじゃなかった」は避けられない

誰だって、最初からブラック企業や社風が自分と合わない企業に入りたいとは思っていない。就職活動の際には、基本的には自分が働いてもいいと思う会社を中心に受ける。全く内定が出ずに選択の余地がなくなり、「働いてもいい」と思う会社の裾野が見境ないレ…

就活生よ、成長なんて絶対するな

今日から14新卒の就職活動が解禁ということになり、twitterなどで就職活動に言及している人がちらほら見られる。自分の経験を元に就活生にアドバイスをする人、就活セミナーもとい自己啓発セミナーの宣伝をする人、就活にかこつけて自分の人生観を語る人など…

「やりたいこと」ではなく、「やりたくないこと」を考える

親が大富豪であるとか、配偶者が自分を養ってくれるなどの特殊事情が無い限り、基本的に人は働いて、お金を稼がなければならない。つまり、職業を選択しなくてはならない。多くの人は、大学を卒業する段階になって、この現実に直面し、自分の「やりたいこと…

会社説明会における学生と社員の質問タイムについて考える

就職活動で会社説明会に行ったとする。最近は、先輩社員とのQ&Aセッションなるものを設けている会社も多い。会場の学生から質問を募って、それに先輩社員が答える。「貴重なお話ありがとうございました、◯◯大学の……」というやり取りで有名なアレだ(完全に…

最近の就職活動は、親子でやるものらしい

最近は、就職活動を子供まかせにせずに、親があれこれと手助けをするケースが増えているそうだ。

一生安泰な企業をさがすという大博打

世の中には、いわゆる「安定志向」な人たちがいる。このような人たちは、自分が定年になるまで倒産したり傾いたりすることが無さそうな企業に就職して、そこで堅実で安定した人生を歩もうと考え、インフラや大手メーカーなどに就職をする。リスクを取ること…

就活生に贈る、就活のアホらしさに気づくための本5冊

今日は、そんな就活生たちに、就活のアホらしさに気づくための本を5冊紹介したい。最初は、普通に14卒就活生のためのオススメ本をまとめたエントリを書こうと思っていたのだが、ここは脱社畜ブログである。そういうのは他のサイトを見てもらえばいいだろう。…

「いずれ起業したい」といって就職を選んだ人へ

学生の中には、「いずれ起業したい」という意思を持ちつつ「まずは勉強のため」といって結局会社に就職する人がいる。たとえば、外資コンサルに就職するような人たちには、このようなタイプが多い気がする。

成長とかいらないからまずは残業代ちゃんと払えよ

教育、学習支援業と宿泊業、飲食サービス業で48%、次いで生活関連サービス業、娯楽業が45%と、いわゆるブラックな業界での離職率が飛び抜けて高い。ある意味予想どおりの結果だ。逆に、製造業などは15%にとどまっている。

採用ページという名の企業広告

あなたが就職活動中だったり、あるいは現在転職を考えているとしよう。その際には、とりあえず目ぼしい会社の採用ページを見たりすることになると思う。今日書きたいのは、この採用ページについてだ。