脱社畜ブログ

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武雄市立図書館にスターバックス出店、について思うこと

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佐賀県武雄市の市立図書館に、スターバックスが出店するという。

 

武雄市図書館は指定管理者制度を導入し、TSUTAYAカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営を委託するなど、それなりに議論を呼んでいた図書館である。スターバックスの誘致は、指定管理者制度の導入がなかったらおそらく実現していなかっただろう。

 

僕は、全面的に図書館へのスタバの誘致はいいことだと考えている。図書館で借りた本を片手に、スタバでゆっくり本を読む。なかなか素敵な時間が過ごせそうだ。

 

図書館は飲食禁止のところがほとんどだ。確かに、食事は臭いの問題もあるのでどうかと思うけど、僕は飲み物は別にいいんじゃないかと思っている。

そもそも、なぜ、図書館は飲食禁止なのか。これについて、関西大学の図書館のホームページにQ&Aが載っていたので、ちょっと引用してみよう。

 

Q:なぜ、図書館は飲食禁止なのですか?
A:図書館の資料は、現在および未来の利用者にとっての共有財産です。もし、飲食していて、それがこぼれて資料を汚したりすると、他の利用者にとって大変迷惑になります。もし、コーヒーやソースのしみが付いたり、濡れた紙を乾かしたためにページが波打ったりしている本を読まなければならないとしたらどんな気持ちになるでしょうか。
図書館は、じっくり本を読んだり、自分の研究のために調べものをしたりすることが本来の使用目的です。このような目的と大きく離れた利用の仕方をされると、本来の目的で使用している人の迷惑になります。このようなことから、図書館での飲食を原則的に禁止しています。
http://web.lib.kansai-u.ac.jp/library/guide/faq/ans/faq_sonota.htmlより)

 

要約すると、「飲食によって資料が汚れると困る」、「飲食は図書館の本来の利用法と違う」という2つの理由によって禁止しているということになる。

「飲食によって資料が汚れると困る」、というのはもっともらしいが、実効性の点で疑問が残る。そもそも、図書館の本の多くは、貸し出し可能である。そして、いくら図書館内で飲食を禁止しても、家で飲み物を飲みながら本を読むことを妨げることはできない。本当に資料が汚れるのを防ぐ必要があるのなら、本の貸し出し自体を禁止しなければおかしい。中途半端に、図書館内でだけ飲食を禁止しても、実効性に乏しいと言わざるをえないだろう。
(もちろん、貸し出し禁止図書が存在するエリアを飲食禁止にするのは合理的だし、必要だと思う。図書館には史料的価値が高いものも多く存在するし、そのようなものは守らなければならない)

 

「飲食は図書館の本来の利用方法と違う」というのは、一面では確かにそのとおりである。図書館に昼ごはんを食べるために来られたのでは確かに迷惑だ。しかし、カフェで読書をする人が多いように、コーヒー片手に本を読むことはそれほどおかしなことではない。図書館でコーヒーを飲みながら読書をすることが、「目的から大きく離れた利用の仕方」というほど本来の利用法から外れているとは思えない。別に、他の利用者の迷惑にもならないだろう。禁止する理由としては、ちょっと弱い。

 

それよりも僕は、図書館にもっとみんなが来やすくなればいいと考えている。なんだか閉塞感があって、息が詰まるような気がするから図書館には行かない、という人も少なくないと聞く。もちろん、私語を慎むとか、本に書き込みをしないといったルールは守るべきだと思うけど、あまり合理的じゃないルールを課して、変に利用のハードルを上げる必要はないと思う。
そういう意味で、武雄市図書館にスタバができるのはとてもいいことだ。そして、願わくば近所の図書館にもカフェが併設されて欲しい。

 

スターバックス再生物語 つながりを育む経営

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