脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

就活で自分を偽ると、内定後に地獄を見る

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このブログでは、僕自身が就職活動そのものに疑問を抱いているということもあり、就職活動で内定を得るための具体的なテクニックなどは書かないつもりだ。

とはいっても、このブログを読んでいる人の中には、現に就職活動中であったり、将来的に就職活動をすることになる人もいるだろう。今日は、そういう人に向けて、一つだけアドバイスをしたい。

 

それは、就職活動で「自分を偽ること」だけは絶対にしていはいけないということだ。これは、内定を得るという観点だけではなく、内定後にあなたを不幸にする確率を下げるためにも重要なことだ。以前、就職活動の真の罠は内定後に潜んでいるという内容のエントリを書いたが、自分を偽って内定を取るとその罠にはまる確率がぐっと上がる。

 

「自分を偽ること」というのは、具体的には本来自分が得意でないことを得意と言ったり、やりたくないことをやりたいと言ったり、できないことをできると言ったり、興味が無いことを興味があると言ったりすることだ。これはやめておいたほうがいい。

 

例えば、人と話すのが苦手なのに、コミュニケーション能力があるなどと嘘をつくのは絶対によくない。本当は金融になんか全然興味が無いのに、金融に興味があると嘘をついても駄目だ。基本的に、この手の嘘はバレるはずだが、稀にバレずに内定が出てしまうことがある。そうなったらかなり悲惨な状況になる。入社してから、自分が苦手なこと、できないことを業務の中心にされてしまうことを想像してみて欲しい。いくら内定をもらった会社が優良企業であったとしても、自分が嫌なことをずっと仕事としてやらされるのは悲惨である。それはもう、ブラック企業に務めるのと変わらない。

 

「そうは言っても、多少は背伸びをしないと、どこの会社からも内定はもらえない」とあなたは言うかもしれない。

 

思うに、自分を偽らなければとても就職活動ができそうにないというのであれば、それは最初から就職には向いていなかったということである。なんとかして、就職以外で生きる道を模索したほうがいい。

 

そもそも、絶対に大学を出たら企業に就職しなければいけないという強迫観念のようなものがあるから、こうやって学生は自分を偽らざるを得なくなるのである。僕は、就職したくない人は、別に無理して就職しなくてもいいような社会が理想だと考えている。そのほうが、働きたくない人はそもそも面接を受けに来なくなって、企業の採用活動も楽になると思うのだけど、どうだろうか。