読書猿ブログをどうやって書いているかを書いてみる
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このブログをどうやって書いているのか書いてみる
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013/01/01/110646
僕は、情報の整理というやつがあまり得意ではない。Evernoteとかを昔ちょっと試しに使ってみたこともあるのだが、なんだか肌に合わなくてすぐに使わなくなってしまった。情報整理術の古典である『思考の整理学』(外山滋比古)を読んでみたりもしたのだが、メタノートを作るとか「なるほどなぁ」と思ってはみたものの、何ら生活に組み込まずに今に至っている(もっとも、『思考の整理学』自体はとてもよい本なので、読んで無駄になったとは思っていない)。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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こんな感じで情報の整理は苦手なので、もうあるときから整理することは諦めることにした。ただ、ネタ自体は思いついた時にどこかに書き留めないと忘れてしまうので、それを書く場所だけは必要だ。ネタ帳を持ち歩いてそれに書き留めるという古典的な方法を取ろうとしていたこともあるのだけど、ネタ帳を取り出すのが面倒だったり、そもそもネタ帳を家に忘れてしまったりすることが多かったりして、これもあまり続かなかった。
そんな自分が最終的に行き着いたのが、Day OneというiPhoneアプリである。
Day One - Journal
カテゴリ: ライフスタイル
価格: ¥450
元々は日記を書くためのアプリらしいのだが、僕はこれをもっぱら一人用twitterとして使用している。何かネタを思いついたら、twitterに呟くような感覚でこれを使ってアイディアを放り込む。iPhoneは基本的にいつも持ち歩いているのでネタ帳を家に忘れてしまう心配はないし、このアプリは立ち上がりが高速なので、メモるまでの心理的障壁は実際のネタ帳に比べるとかなり低い。それでいて、投稿時刻も記録されるので、ライフログ的にも利用可能で重宝している。
Day Oneに投稿する内容は、例えば次のような感じである。
このメモを元に書いたのが、「仕事」による健康被害をもっと深刻に受け止めようというエントリだ。メモの中身と実際のエントリは結構違うが、メモはあくまできっかけなので、書き始めたらメモの中身は気にせずに筆の赴くままに好きに書くようにしている。気づいたら、メモの内容とかけ離れたエントリになっていることは実は結構多い。
一応文字数の目安は決めていて、1200文字前後というのを目標にやっている。もっともこれも絶対ではなくて、短すぎたり長すぎたりしなければ、細かいことは気にしないようにしている。
あと付け加えることがあるとしたら、実際に書いた記事を公開するまでには、原則として大体1日以上は寝かせているということぐらいだろうか。公開前にもう一度読み返して、表現が気に入らない部分などをちょっとだけ直すこともある。もっとも、ニュースなどに言及する時は鮮度が命なので、このルールは適用されない。
以上をまとめると、「Day Oneをネタ帳にして、あとでそれを見ながら1200文字を目安に筆の赴くままに書く。公開までは時事ネタ以外は1日以上置いて、冷静な頭でもう一度読み直して投稿する」ということになる。
大した方法ではないので何の参考にもならないような気がするが、とりあえずDay Oneはなかなかよいアプリなのでおすすめではある。Day Oneへの投稿は、iCloudやDropboxで同期したりもできるので便利だ。
もっと便利なメモアプリがあれば、ぜひ教えて欲しい。