脱社畜ブログ

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「続けること」より大事な「再開すること」

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2013年がはじまって2ヶ月弱が過ぎた。1月1日には、目標の立て方についてこんな記事を書いたが、新年の目標を立てた人は、その後の進捗はいかがだろうか。正直、そろそろ目標を立てたことも忘れはじめている時期なのではないかと思う。

 

まだ続いている人はそのまま続けてもらえばよいと思うのだが、継続系の目標を立てて、早くも挫折してしまったという人も少なくないはずだ。毎日英語の勉強をするという目標を立てたものの、今はもう教材がホコリをかぶってしまっているという人、毎日ブログを書くと決めたものの、もう1週間ぐらい放置してしまったという人、毎日筋トレをするという目標を立てたものの、気づいたら筋トレなんて完全にしなくなっていたという人などなど、早くも新年に立てた目標を挫折してしまったという人は、きっとたくさんいることだろうと思う。

 

挫折してしまうのは、実際よくあることなので、あまり気にしなくてよいと僕は思っている。「続けること」は確かに大事だが、人間はそんなに強くない。1月1日のモチベーションが1年間続くわけがなく、どこかでスランプに陥って、挫折してしまうことは当然あるだろう。それを批難したところで、何かが変わるわけでもないので、続けられなかったことを責めても何もいいことはないと僕は思う。

 

それよりも大事なことは、こうして一度やめてしまったことを、またどこかで「再開すること」だと思っている。何らかの事情で挫折してしまったとして、その事情が取り除かれた時には、また再開する。そうやってやり直すことができるのであれば、仮に毎日続けられなかったとしても、そんなに問題ではないのではないか。

 

例えば、僕が年初に「ブログを毎日更新する」という目標を立てていたとする(実際には立てていないのだが)。そして、1月の中旬あたりに急激な無気力に襲われて、ブログの更新がストップしてしまったとしよう。こんな時に、そのままずーっと、1年中放置してしまうというのはよくない。無気力状態が続く間は更新をストップするのはしょうがないとして、気力が元に戻ったら、またしれっと再開する。そうやっていけば、少なくとも気力がある時にはブログは更新されるので、総和で考えるとそれほど悪い結果にはならない。

 

さらに理想を言えば、挫折する際には「◯◯な状態になったら、再開する」という再開条件を自分に対して約束できるとよい。例えば、無気力で更新を止めるときには、「気力が戻ったら、その時はまたやろう」と一応再開時期のめどを自分なりに立てておくのである。もちろん、これは絶対守る必要があるとかそういうものではないが、ある程度見通しを立てておくのと立てておかないのとでは、再開のしやすさにだいぶ違いが出てくる。可能であれば、再開のめどをつけてからやめることをおすすめする。

 

途中で何度か中断しても、長い目で見てやめずに続けていれば、目標には近づくことができる。完全にやめてしまったら、もうそれ以上は近づけない。「続けること」も大事だが、それ以上に「再開すること」は大事である。年初に立てた目標に早くも挫折してしまったという人は、どこかで再開の計画を練ってみるというのはいかがだろうか。

 

ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である

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