脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

自炊と仕事

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今日は久々にのんびりできる日曜日だったので、実質2年ぶりぐらいに晩御飯を作ってみたりした。ご飯を炊いてレトルトカレーをレンジで温めただけなので、これを「晩御飯を作った」と称して良いのかは議論の余地があるが、外食しなかったということで僕にとってはこれは十分「ご飯を作った」という範疇に入る。

 

普段は仕事が忙しいので、基本的に食事は外食に頼りっぱなしだ。疲弊した状態で外食と自炊を天秤にかけると、どうしても外食を選択してしまう。さすがに深夜11時とかに帰宅してからご飯を作る気力はないので、「体に悪そうだなぁ」と思いながら外食をし続けてもうかれこれ2年ぐらいたつ。

 

外食の問題点は、健康面もあるが何よりそのコストにある。ちょっとまともに定食を食べようと思うと、1000円弱ぐらいになることも東京だと珍しくない。一方で、自炊なら一食300円ぐらい出すとかなり贅沢ができる。自分で洗い物をしなければいけなかったり、実際に料理をしなければならなかったりする金銭面以外のコストはあるのだけど、「全部外食」みたいなことをするよりはさすがに安く済むと思う。

 

学生の頃は、結構自炊をしていた。当時はお金が無かったが時間があった。なのでよく料理をした。今はお金は余っているが、時間がない。だから外食をするのだけど、これはどちらが幸せなのだろうか。ご飯を作るための時間を労働にあててお金を得て、そのお金を使って割高な外食をしている。これって健全なのだろうか、とグツグツとレトルトカレーを温めながら考えたりした。

 

思うに、「全部自炊」とか「全部外食」というのは極端なので、基本は自炊でたまに外食、ぐらいが一番バランスがとれているのだろう。全部自炊で一切外食はしない、というとなんだか息が詰まる。一方で、毎日外食というのもお金がかかりすぎるし、何より毎日外食をしていると外食のありがたみが薄れてくる。外食はたまにするようにしたほうが、結果的に外食の美味しさを倍加させることができるので、そういう意味でも、本当は外食は「たまに」するのがいいんじゃないだろうか。

 

「基本自炊」で「たまに外食」、そんな生活が送れるような働き方をさぐっていく必要がある。育児と仕事の両立とか、そういう話を持ち出さなくても、こういうのだって立派な「ワークライフバランス」の問題だと僕は思う。

 

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