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脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

電子書籍のセルフ出版は、結局どのぐらい儲かるのか?

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以下の企画に、大変光栄なことに一番最初の記事として載せていただきました。

 

ブログを電子書籍にしたらどのくらい楽しいだろう? という実験をしてみることにしました。『電書はてなブログ 準備号』配信中です
http://blog.hatenablog.com/entry/ebook0

 

元の記事は別にこちらでも読めるのですが、電子書籍になったものを見ると結構感慨深いものがあります。この度は、大変面白い企画に採用していただき、ありがとうございました。

 

さて、この企画ですが、元記事にもあるように「実験」なのだそうです。これをきっかけに、はてなブログ電子書籍化という可能性をさぐっていくとかなんとか。

 

そこでふと、僕も電子書籍に関しては過去に実験をしていたことを思い出しました。そう、昨年11月ぐらいに、KDPで大学時代に書いた短編小説を出版しているのです。

 

この記事はそこそこ話題になったのですが、結局このセルフ出版を通して僕がどのぐらい儲かったのか、ということは結局どこにも書いていませんでした。中には、気になるという酔狂な方もいるかもしれませんので、電子書籍つながりで今日ざっくりお教えすることにいたしましょう。詳細な売上情報を公開するのは規約とかにひっかかるような気がするので、本当にざっくりとだけお伝えします。

 

ずばり、11月以来の累積で、牛角に焼肉を1回食べに行けるぐらいは儲かりました。飲み放題がつけられるかは……微妙なところです。

 

正直、全然売れないだろうなと思っていたので、むしろこんなに売れたことになかなか驚かされました。ちなみに、売上のほとんどは出版直後の2ヶ月ぐらいが作り出しています。あとは月々ジュース一本買えるかどうか、ぐらいです。買っていただいた皆様には、頭が上がりません。中には本当にありがたいことに「面白かった」とまで言ってくださる方がいて、もうそちらの方角には足を向けて眠れません。

 

もっとも、やはりApp Storeにアプリを出すとかに比べればインパクトは全然少ないです。少なくとも、KDPで会社を辞めるとかいう決断はいまのところできないと思います。これならAdSenseのほうが今のところは全然よさそうです。もっとも、これについては逆の話もあります。

 

KDPをはじめてAdSenseをやめた話(ブログの売上構成比の変化を公開します)
http://blog.livedoor.jp/sasakill/archives/50817513.html

 

僕の出したものは単なる無名一般人が大学生時代に書いた恥ずかしい小説にすぎないので、本の内容を工夫すれば、もっと売ることは十分可能だとは思います。

 

ただ、KDPの場合は、どうしても「導線」がネックになります。

 

App StoreiPhoneアプリを出した場合、一切宣伝をしなくても、最初の新着掲載からランキングへの食い込みなどを経て、ユーザーがそれなりにとれることは十分ありえます。一方で、KDPの場合はAmazonに載せただけではまず誰もダウンロードしてはくれません。何らかの方法で人をAmazonに送ることができないと、ほとんど売れずに終わります。

 

僕は幸いにして、制作顛末のエントリがバズってくれたり、つんどく速報さんが取り上げてくれたりと幸運が続いたので、結構なユーザーをストアに送り込むことはできたと思っています。そこからのコンバージョンが低いのはまあ完全にコンテンツのせいですが、一方でコンテンツがどんなに良くても今は人が送り込めないとどうしようもないとも言えます。この導線問題が解決できないと、ただセルフ出版だけしても残念ながら「儲かる」とは言えないでしょう。

 

電子書籍のセルフ出版は、残念ながらまだプライベートプロジェクトの花型にはなりえません。しかし、将来性は非常に高いです。いまちょうどAmazonKindle本の30%ポイント還元セールをやっていますが、こうやって電子書籍を買うことのメリットが大きくなっていくと、広く普及するのも時間の問題だろうとは思います。今のうちに、セルフ出版に張っておくというのは、戦略的にはアリでしょう。

 

僕も、落ち着いたらそのうちまた何か仕掛けてみたいなあとは思っている次第です。

 

セルフパブリッシング狂時代 [第二版]

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