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脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

auひかりの訪問勧誘が悪質すぎた件

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ネットをさがせば同じような話が山ほど出てくるので、いまさら僕が自分の体験を書いても微妙な気がしたのだけど、やはり一人でも多くの方に知っていてもらいたいと思ったのでこのエントリを書くことにした。僕が間抜けなのがバレてしまうのだけど、それは仕方がない。

 

先日の夜、家で同居人が晩ご飯を作るのを待っていると、インターホンが鳴った。宗教と新聞の勧誘は話をさせるまえに断ると決めているのだけど、訪問者が「回線業者」を名乗るのでついうっかり出てしまった。

 

ドアを開けると、男はまず「管理会社からの依頼でやってきた」と言った。

 

「いま、◯◯(僕の住んでいるマンション名)の住人の方から、ネットが遅い時間があるとか、よく切れるという苦情が出ているので、管理会社さまとお話をして回線を新しくさせてもらいました。今日はその工事のご挨拶です」

「はあ」

「お客様の方ではほとんど作業をしてもらう必要はなくても、ただ機械だけ交換させていただければそれで終わりです。それだけでネットがお安く、しかも安定してお使いいただけます」

 

こんな説明を受けて、僕は最初、管理会社が共有部分の回線を切り替えることにしたから、住人一人一人が何か対応する必要があるとかそういう話かな、と思ってしまった。

 

しかし、話を進めていくうちに「プロバイダを乗り換える」とか「フレッツ光を解約してもらう」とかいう話が出てきて「あ、これは管理会社とかは関係なくて、ただの回線乗り換えの営業じゃないか」と気がついた。もっとも、気づいたものの「安くなるし速くなる、キャッシュバックもします、解約手数料も全部負担します」と言われ、サッサと切り上げて晩ご飯を食べたいという思いも相まって「それならじゃあ……」と申込書にサインをしてしまった。いま思えば、間抜けだった。

 

サイン直後は「安くなるしなぁ」と思って自分を納得させていたのだが、時間がたつにつれ心のもやもやが大きくなっていった。本当に料金が安くなって回線速度も速くなっっとしても、このやり方は汚いんじゃないか。こんなやり方をしてきた代理店に儲けさせるのは絶対におかしい。結局、申し込み自体はプロバイダに先回りで電話を入れてキャンセルした。

 

悪質で許せないと思うのは、最初に営業であるということを名乗らず、「管理会社」とか「工事」とかいうキーワードを散りばめて、オフィシャルであることを偽ろうとした点だ。KDDI代理店なのに、KDDIの者であるかのように振る舞うのもいただけない(名刺にも、でっかくauひかりのロゴが印刷され、代理店という字は横のほうに小さくかいてある)。いったんドアを開けさせれば、そこからは「安くなるし速くなるんですよ」と契約を迫る。その情報自体は、まあウソとは言えないのだろう。しかし、それなら最初から「安くてもっといい品質の回線があるんですよ、どうですか?乗り換えませんか?」という形で営業に来るべきだ。そうすればパンフレットをとりあえずもらって検討…という対応もありえなくはない。

 

管理会社やKDDIのオフィシャルを装われると、中には自分のいま使っている回線が廃止されるのでは、と考えて契約をしてしまう人も多いのではないだろうか。ネットで同様の被害をさがすと、「実家で自分がいない間に両親が契約をしてしまった」というような話がよく出てくる。こういうやり方は、結果的に金銭的なメリットを消費者が受けられたとしても、フェアとはいえない。乗り換えるにしても、ネットでキャッシュバックの案件を探せば他にも条件のいいものは出てくるし、プロバイダだって自分で選びたいだろう。

 

代理店の名前は今回は書かないでおくが(というのも、別に僕が今回訪問勧誘を受けた代理店にかぎらず、訪問勧誘をしてくる会社は大体こんな感じらしいので、一社だけ晒しあげてもなんにもならない)、なんでもこの会社はKDDIの新規導入件数ランキングで全国1位をとったそうである。こんなやり方でとった1位に何の意味があるのだろうか。先ほど会社のホームページを見たら、案の定、採用ページに「最高に成長できる環境」とかなんとか書いてあって悲しくなった。真っ黒、ということだ。訪問勧誘をしている人も、別にやりたくてやっているのではないだろうとは思う。ノルマを達成できないと、とんでもなく詰められるのだろう。そういう意味では、大いに同情する。とりあえず、KDDIは代理店の監督・指導をもっと徹底するべきだ。

 

最後に、サインをしてしまった場合の対処法について書いておく。基本的に、工事をするまでは料金が発生することはないので、その点は心配いらない。回線を引くまでは、普通にキャンセル可能だ。代理店に直接キャンセルを申し出てもいいのだろうけど、おそらくそれは心理的にも抵抗があると思うので、おすすめなのは契約先のプロバイダに工事が始まる前にキャンセルの旨を伝える方法だ。その後僕は、代理店の電話番号を着信拒否にした。また、KDDIに直接連絡して、この手の勧誘を取りやめてもらう手続きを取ることもできる。二度と勧誘に来てもらいたくないという人は(そうじゃない人はいるのだろうか)、ぜひこの手続もとることをおすすめする。

 

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