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脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

「妥協」は会社員の必携スキル

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実生活で、たまに知人から仕事についての悩みを相談されることがある。

 

悩みの内容は人それぞれなので一概には言えないのだけど、傾向として、仕事で深く悩んでしまう人はどうも「真面目な」人が多いような印象を受ける。会社の経営陣や人事の言うことを100%真に受けて、精一杯やろうとすればするほど逆につらくなってしまう。しっかりしている人ほど、仕事では追い詰められやすい。どこかいい加減なところがある人のほうが、実は無理なく長く働ける。

 

仕事、とりわけ会社員として仕事をする場合、真面目であることは必ずしも報われない。何だかんだ言って、学生までは真面目な人は報われる。真面目に勉強すれば成績は上がるし、勉学以外の部活やサークル活動などでも、真面目にやっていればそんなに大きく損をすることはない。それが会社に入ると大きく変わる。組織の仕事は基本的には偏在しているので、真面目な人には仕事が大量に集まる。責任も集中する。そうやって大量に仕事や責任が課せられると、いつかその人の限界を超えてしまう。

 

そんな時、真面目な人は他責ではなく自責に走ってしまうから非常に危ない。自分の許容限界を超える仕事を振った会社を責めるのではなく、仕事をうまくこなせない自分を責めてしまう。その結果、さらに真面目に頑張ってしまう。状況はどんどん悪くなっていく。

 

こんなふうに妥協をせずに、強い責任感で仕事を遂行しようとする人は会社にとっては非常に都合のいい人材ということになるんだろうけど、一度冷静になって考えてみたほうがいいと思う。会社員として仕事をする以上は、どんなに真面目に仕事をしたって、それに会社が100%応えてくれるようなことは絶対にない。会社員は、どんなに真面目に頑張っても、所詮は「雇われ」だ。仮に会社に100億儲けさせても、その1/10もあなたは受け取ることはできない。責任は、もらっている給料分ぐらいでとどめておいたほうがいい。

 

そういう意味で、「妥協」は会社員の必携スキルだと言えると思う。100%の仕事をするのではなく、もらっている給料に見合うぐらいの仕事でつねに妥協する。もっといい仕事をしろと言うのであれば、それに見合う額に給料を上げるのがスジだ。こういう働き方のほうが、考えようによってはよりプロっぽい。

 

仕事の中には、いくらでもクオリティを追求できてしまう終わりのない仕事がある(完成のない「無限クオリティ」の仕事とどう向き合うか)。そういう仕事をどのあたりで妥協するかという基準は、自分の中で持っていたほうがいい。これもやはり、もらっている給料の額ぐらいで折り合いをつけるのが自然ということになるだろう。

 

もらっている給料分ぐらいで仕事を妥協するというのは、ある意味「あたりまえ」なことでもある。会社員は、会社に「労働」というサービスを売っている。客に売るサービスの質が、値段相応になるのはいたって普通のことではないだろうか。あんまり無理な値段相応でないサービスをしていると、店は潰れてしまう。自分の店を潰すような過剰なサービスはしないほうがいい。それが長く店をやっていくコツでもある。

 

がんばらないほうが成功できる

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