脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

家で仕事や勉強に集中するためにできること

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前回前々回とリモートワーク(≒在宅勤務)について書いているが、今日もそれに関連する話を少し書きたいと思う。

 

リモートワークを導入するには超えなければならない壁がいくつもあるが、その中でも多くの人にとって無視できない問題に「そもそも自宅では仕事に集中できない」というものがある。これは別にリモートワークをする会社員に限った問題ではなく、常駐する取引先を持たずにフリーランスで働いている人や、宅浪の受験生などにもあてはまる。

 

自宅は通勤時間(通学時間)ゼロのところに存在するので、自宅で仕事や勉強に集中できれば効率の上では最高だ。しかし、ほとんどの場合それはうまくいかない。自宅で仕事や勉強をしようとして、気づくと漫画を読みふけっていたり、昼寝をしていたりなんてことはよくある。

 

僕も昔は、自宅で勉強や仕事をするのはそんなに得意ではなかった。受験生の頃も、家で勉強をしたことはあまりなくて、毎日図書館まで行って閲覧室で勉強をしていた。会社を辞めてフリーで仕事をするようになった直後も、家ではなくカフェなどで仕事をするようにしていた。しかし最近は、もっぱら家で仕事をするようにしている。わざわざカフェや図書館に出かけなくても、家でそれなりに集中して仕事をするコツがわかってきたからだ。

 

コツと言っても別に大した話ではない。基本的に、以下の3つのポイントだけ抑えれば、(僕の場合は)自宅でもそれなりに集中して仕事ができる。

 

  1. カーテンを開けて外から部屋の中が見えるようにする
  2. 寝具から離れる
  3. 仕事の順番を考える

 

1.カーテンを開けて外から部屋の中が見えるようにする

そもそもカフェや図書館、あるいはオフィスで集中力が発揮できるのは、その場所に「他者の目」があるからに他ならない。他の人から見られているかもしれないと思うと、適度に緊張感を保つことができる。家の中にひとりでいると、この緊張感がなくなってしまい、気づくとダラダラと遊んでしまう。

 

家の中に他者の目がないなら、他者の目があるような状態にすればいい。カーテンを開けて外から部屋の中が見えるようにすればいいのだ。僕は、仕事をするときはいつもカーテンを開けて外から部屋の中が少しだけ見えるようにしている。実際に見ている人がいるかはともかく、見えうるようにするだけで、適度な緊張状態を作ることができる。

 

2.寝具から離れる 

仕事や勉強をすれば、当然疲れる。疲れると、休憩したくなる。その時に、近くのベッドや布団が視界に入ると、もうおしまいである。最低でも1時間は仕事に復帰できないだろう。おまけに、昼寝のせいで夜は眠れなくなり、生活リズムも崩れていく。

 

そうならないために、寝具は仕事場から離しておかなければならない。家に部屋が複数あるなら、絶対に寝具がないところで仕事をするべきだ。ワンルームマンションなどに住んでいてどうしても寝室と仕事部屋が一緒だという人は(昔は僕もそうだった)、仕事に入る前に寝具を使えないようにしておくとよい。布団を使っているなら、畳んで押入れにしまってしまう。ベッドなら、シーツを剥がして布団を外に干す。また、そもそも昼寝しなくてもよいように夜しっかり睡眠をとっておくとことも大事である。

 

3.仕事の順番を考える

これは別に家で仕事をする場合に限らないのだが、仕事に取り掛かる時は最初から難しいものやらないをほうがよい。最初はなるべく単純で、すぐに結果が出るような仕事からとりかかり、徐々に仕事モードに移行していくのがよい。

 

エンジンがかかっていない状態でいきなり難しい仕事をしようとすると、思うようにできずに結局投げ出してしまう。家で仕事をする場合は、特に投げ出して他のことをしてしまいやすい。そうならないためにも、仕事の順番は熟慮する必要がある。

 

仕事に入る前に必ず行う単純な短時間で終わる作業を決めておくのもいい。僕は、1日の仕事に取り掛かる前に、必ず皿洗いをしている。皿洗いと仕事の間に直接の関連は全然ないのだけど、「皿洗いをしてから仕事をする」という行動をしばらく続けていたら、皿洗いを終えたら仕事モードのスイッチが入るようになった。なんだかパブロフの犬になったみたいで嫌な気もするが、そういう「儀式」的な仕事を決めておくのも意味はあるだろう。

 

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以上は僕が気をつけている3点だが、家で集中して仕事や勉強をするコツは他にも人によって色々あるだろう。『強いチームはオフィスを捨てる』の中では、例えば「スリッパを履き替える」であるとか「コンピュータを着替える」などの方法が紹介されている。ぜひ自分にあった方法を見つけて欲しい。

 

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」

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あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
 

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