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脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の韓国語版が出版されました

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なんと、拙著『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の韓国語版が先日出版されたようです。残念ながら、僕は韓国語がまったわからないため「出版された」という話を聞いても調べる術がなかったのですが、先日ようやく実物を受け取ることができて実感がわいてきました。

 

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嬉しいことに韓国でもだいぶ好評のようで、既に増刷がかかっているとか。twitterで書名(아, 보람 따위 됐으니 야근수당이나 주세요)を検索して機械翻訳で読んでみた感じでは、共感してくださった方も多数いるようで著者としてとても嬉しく思っています。

 

日本版では深川直美さんのユーモラスで素敵なイラストが掲載されていましたが、韓国版では韓国の実情に合わせたイラストを韓国のイラストレーターの方が新たに描いていただいたようです。ハングルがまったく読めないのでなんと書いてあるのか詳しくはわからないんですが(もしわかる方がおりましたら、教えてくれたらとてもうれしいです…)、絵柄を見ているだけでもなんとなく言いたいことは伝わってきます。

 

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38度の熱でも会社に行かなければならない的なことが書いてあるんでしょうか。手に持ってるのはなんだろう?

 

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これは仕事を新興宗教にたとえたところのイラストかな、たぶん。それぞれの人が何って言ってるのかは僕の語学力ではわかりません。

 

最初に翻訳のオファーをもらった時は「こんなガラパゴス労働観で仕事をしているのは日本だけなのでは?読んでくれるの?」と思ったものの、色々と事情を調べてみると、韓国の労働観はや労働環境は日本と少なくとも同水準、あるいはそれ以上に酷いようです。サムスン電子が筋金入りのブラック企業であるという噂はよく耳にしますし、ある有名ホテルが労働力をほとんどインターンの学生で補ったとか(しかも給料は最低賃金の1/3、残業代や休日手当はなし)、ある製菓会社が営業ノルマを達成できなかった社員に全部菓子を買い取らせたとか、ブラックなニュースはいくらでも見つけることができます。

 

どこの国で働こうと、たかが仕事で身体や心のの健康を壊してしまうなんてもったいないことですし、会社のために人生を捧げるなんて意味不明です。本書が、韓国の労働観に一石を投じるきっかけになればいいなと思っています。