2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「ネットで収入を得られたらなぁ」と少しでも妄想したことのある人は、あやしげな情報商材に手を出す前に、この『ネットで成功しているのは<やめない人たち>である』(いしたにまさき)を読むべきである。
先日、ちょっと変わったiPhoneアプリがリリースされたので紹介したいと思う。『会社辞めたい』というアプリだ。
最近は、ビジネスの場で「スピード感」という言葉をよく耳にする。このスピード感という言葉はなんかふわふわしていて掴みどころがない。
日本の就職活動は、新卒至上主義も相まって、学生・大学・企業と就職情報会社が演じる茶番劇と化してしまっている。今日、紹介する『就活のバカヤロー』(石渡嶺司・大沢仁)は、そんな「大いなる茶番劇」の構造を、取材やデータを元に解き明かした本だ。200…
起業と聞くと、失敗したら借金まみれになって一家離散、そのまま樹海一直線で人生終了、というイメージを抱いてしまう人がやはりまだ少なくない。これはいくらなんでも大げさだと思うけど、確かに、やり方を間違えばこのような状態に陥ってしまう場合もある…
労働の正当な対価を要求する、それだけのことすら簡単にできないのはどう考えてもおかしいと言わざるをえない。
各所で話題沸騰中なので、もうプレイしてみた人も多いかもしれないが、iPhoneアプリの『iNeet』がとても面白いので紹介したい。先ほどAppStoreで見たら、ゲームカテゴリの無料アプリランキングで1位になっていた。
基本的に年長者のアドバイスに従う必要はない。アドバイスをしてくれたという事実には感謝しつつ、中身自体は話半分に聞いておくのが得策である。
「起業」と聞くと、世間ではどうしても華々しいイメージが先行してしまうようだ。実際、起業家志望の人はハイテンションで、意識が高い人が多い。「AppleやGoogleのような、世界一の大きな会社を創ります!」というような、普通に考えたら恥ずかしいこともス…
最近は、企業が自分の会社を「働きやすい会社です」とアピールすることが増えてきている。「働きやすい会社ランキング」のようなものも、毎年就職情報会社各社から発表されており、いわゆる「働きやすさ」を就職や転職の際に重視する人が多くなっているよう…
人の命を奪っておきながら、成長とか責任とか、そういうことを平気で口にする企業を野放しにしてはいけない。このような会社が野放しにされるような社会は、一刻も早く変えなければならないだろう。
働く能力がありながら仕事もせず一定の住居をもたないでうろつくことが何で罪になるの?と思ってしまうが、なんと軽犯罪法1条4号には次のような規定があるのである。軽犯罪法1条4号 生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、且つ、…
会社を作るには、設立登記が必要だ。僕も経験があるからわかるけど、これは結構大変な作業だが、登記だけで満足することなく、その先のビジネスにもしっかり邁進して欲しいと思う。お祝いをするのは、最初の利益を上げてからでも遅くない。
9月も半ばを過ぎて、徐々に秋が近づいてきていると思うが、まだ暑い日が続いている。そして、こんなに暑いのにもかかわらず、平日のオフィス街や駅はスーツを着た人であふれている。そんな状況を見るたびに、僕はいつも残念な気持ちになる。そもそも、仕事を…
僕は、「甘えるな」という言葉は、一種の思考停止ワードであると考えている。世の中には、我慢しなくてもいいのに我慢している物も多い。
「辛くなったら、いつでも逃げていい。やばい時にはすぐに逃げよう」という提言。「絶対に逃げない」という考え方は、それによって自分を追い詰めてしまう危険をはらんでいる。
今回は、そんな学業そっちのけでアルバイトに精を出す学生に、それは非常に勿体無いことだと忠告をしたいと思う。
誰も見たことのない、全く新しいビジネスアイディアが起業には不可欠だと考えている人がいる。確かに、斬新なビジネスアイディアはあったほうがいいだろう。しかし、ビジネスアイディアは実はそんなに重要じゃない。そもそも、あなたがそのアイディアを全く…
このブログでは、僕自身が就職活動そのものに疑問を抱いているということもあり、就職活動で内定を得るための具体的なテクニックなどは書かないつもりだ。 とはいっても、このブログを読んでいる人の中には、現に就職活動中であったり、将来的に就職活動をす…
現代日本の基本的な労働観に従うと、一度就職してしまったが最後、次に好きなことがゆっくりできるようになるのは定年後ということになる。
ビジネスコンテストは、起業ごっこをしたい人にはおすすめだが、本当に起業したい人にはおすすめしない。
サービス残業は犯罪行為だ。他人の時間という資産を盗んでおいて、金を払わないというのだからそれは窃盗と変わらない。根拠条文も労働基準法に存在し、違反した場合には「6箇月以下の懲役または30万円以下の罰金に処する」としっかり規定されている(37条、…
たまに、「大学では、社会に出てから役に立つことなんて何も教えてくれない」という、ものすごく的はずれなことを言う人がいる。こういうことを言う人は、大学の役割を勘違いしている。
僕が、現代日本で最も非人道的なものだと思うものの一つに、「満員電車」がある。
『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』(漆原直行)は、そんなビジネス書をめぐる現状を、かなり面白くまとめた本だ。
希望の企業の内定を獲得したとしても、その先に明るい未来が必ず待っているとは断言しがたい現実がある。むしろ、本当に怖いのはここからなのだ。
起業したい、と思っている人に一冊だけ本を薦めるとしたら、僕は迷わずこの本を薦める。それは、37シグナルズ(37signals)という会社の『小さなチーム、大きな仕事』(原題:Rework)という本だ。
前回、始業時間を定めることは特別な理由がない限り生産性を阻害するだけで意味が無いという内容のエントリを書いたが、会社の始業時間については、さらに不合理なことを言う人がいるようだ。それは、「社会人たるもの、始業時間のN分前には出社して、席につ…
いまだに、日本の会社は始業時間が厳密に規定されているところが多い。
今日は、会社への忠誠心がどうも湧かないという人のために(僕もその一人だ)、会社とのうまく付き合う心構えを伝授しよう。それは、「会社を利用してやる」という気持ちでいることだ。会社に利用されるようなシチュエーションは極力避けて、逆に会社を利用…