2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「おもてなし」の心は素晴らしいが、「もてなせ」と命令することは避けなければならない。そういう意味で、僕は「おもてなしの心を持て」と日本のすべての会社に要求することはできない。
今回のエントリは、タイトルをあえて元記事の反対にさせていただいた。というのも、元記事の内容では「これは私の仕事ではないを貫き通すと、何もできない人になる」という論証として、不十分だからだ。
4月も気づけばもうすぐ終わる。4月1日に入社してきた新卒社員は、多くの会社ではまだ研修の段階にあるのではないかと思うが、もしかしたら既に彼らと何らかの関わりがあったという人もいるかもしれない。実際に新卒の社員が配属されるのがいつのなるのかは会…
海外に比べて、日本の職場では「仕事の責任範囲」が非常に曖昧である。誰がどこまで自分の判断で行動してよいかについて、明確なルールが存在している職場はほとんどなく、自分の責任範囲だと思って行動したら「何勝手に決めているんだ」と怒られ、一方で自…
メイロマ(@May_Roma)さんの愛称で知られる谷本真由美さんの著書『ノマドと社畜』をやっと読んだ。
前回のエントリ(仕事を通じて成長なんてしなくていい)を、小飼弾さんに取り上げていただいた。
僕はそもそも成長なんて無理にしなくていいと思っているのだけど、仮に成長する必要があったとしても、それを仕事内で行う必然性はないと思っている。成長と仕事が必ずセットで語られるのは正直ちょっと変だ。これらがセットでなければいけない論理的必然性…
都営地下鉄だけでなく、都バスまで24時間運行を検討しているらしい。「利便性」だけ考えると、終電が無くなって電車やバスが24時間走るようになるのは決して悪くないように見える。確かに、例えば金曜日の夜とかに友人と飲んでいて、あっという間に終電の時…
度々「社会人の常識」という言葉を使う人がいるが、はっきり言ってこれが何を指しているのか僕にはさっぱりわからない。どうやらこの記事を読む限りでは、「社会人の常識」とやらは自衛隊に体験入隊すると身に付けることができるらしい。
何の分野でもいいのだけど、ある分野の勉強を新しく始めようと思ったら、一番最初に入門書を買うという人は多いと思う。本屋に行ってその分野の棚を見ると、余程マイナーな分野では無い限り、入門書は見つかる。それなりにメジャーな分野であれば、それこそ…
nanapiの社長さんのエントリは面白くて、気持ちとしては同意したくなるのだけど、こと起業に限っていえばやはり僕はあくまで「手段」だと考える。
この前、「経営者目線」について知人と話をしていて、「面白いなぁ」と思ったことがあったので紹介したい。
数日前のエントリ(マイノリティ経験のススメ)でも書いたが、日本人は本当に「みんながやっているから自分もやらなきゃ」という考え方をしがちである。もちろん、こういう集団心理のようなものは日本人に限らず多かれ少なかれあるのだとは思うけど、こうい…
確かに、今までの「ニッポンの会社」はこの「体育会の部活」と同じようなシステムで動いている会社が少なくなかった。新卒入社後の社員はひたすら下働きで、先輩のいうことにはそれがどんなに理不尽であっても逆らわずに従う。それが社会人のオキテだと教え…
みんなと同じ方向さえ向いていれば、必ずしもいい結果が待っているとはいえない。みんなが入っているという理由で特に必要がないのに保険に入ったり、あるいはみんなが目指しているという理由で就職人気企業ランキングの上位企業に就職しようとしたり、「み…
入社式で、偉い人から「社会人としての責任を」とか、「もう学生とは違う」とか、そういうご高説をたくさん賜ったことだろうと思うが、こういったご高説はエイプリルフールの冗談か何かだと思って、さっさと忘れてしまうことをおすすめしたい。それよりも、…