脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

仕事観

日本の学校は軍隊か刑務所

日本の部活文化が直ちに「ブラック企業」に繋がるかは微妙なところだが、日本人の仕事観と学校教育は、おそらく無縁ではないだろう。

「あなたにしかできない仕事」を無くすために必要なこと

「替わりの効かない人材」を目指せというアドバイスは、結構いろんなところで見かける。この記事でも触れられているように、「自分にしかできない仕事」を作ることで、自己実現をしようとしている人たちもいる。

有給休暇の買い取り解禁で本当に年収は上がるのか

数日前に話題になっていた「有給買い取り解禁論」について。

「仕事は結果がすべて」というウソ

一度就職して働くようになってからは、「仕事は結果がすべて」という主張は、実際には結構あやしいということに気づくようになった。特に、日本企業で従業員をやるのであれば、「仕事は結果がすべて」というのは基本的にはウソである。

仕事の分担が下手な組織、多すぎませんか

前回(「生産性の概念の欠如」はなぜ起こるのか)に引き続き、今日も組織の生産性について少し考えてみたい。 前回は、日本型の組織ではそもそも個人レベルで生産性を上げるインセンティブがないという点について言及したが、組織の生産性が上がらない理由は…

「生産性の概念の欠如」はなぜ起こるのか

以下のChikirinさんの記事について。 「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20131015 Chikirinさんのおっしゃるとおり、「生産性の概念の欠如」に陥っている職場は日本には多い。お役所なんてのはその最たる例だが、…

会社を辞めたら色々と健康になってきたっぽい

会社を辞めて、大体3ヶ月ぐらいになる(会社を辞めました)。最後のほうは有給消化をしていたので、実際に会社に行かなくなった期間はもう少しだけ長いのだけど、最近明確に体調面で変化を実感したのでそのことについて少し書きたい。最初に断っておくが、こ…

「働き盛り」って何歳ぐらいのことなのか

「働き盛り」という言葉は「様々な経験を積んで、いよいよ責任ある仕事が任せられるようになるころ」のことを指しているのだろうけど、昔と違って今は「責任ある仕事」を何歳ぐらいで行うようになるかは、組織によって様々だ。

「職場の飲み会で親睦が深まる」という幻想

「飲みニケーション」なんて言葉はもう死語になったんだろうな、と思っていたのだけど、先日電車に乗ったら熱っぽく「飲みニケーション」の重要性を語る男女の二人組を見かけて、久々に「うわ…」となってしまった。曰く、「飲みニケーションは仕事を円滑に進…

「リーダーを目指さない」という選択肢

年々、管理職になっていない中高年の割合が増加しているという。去年の調査では、50歳以上の非管理職の割合は55%と半数以上になり、この20年で8ポイントぐらい増加したらしい。元記事には最後に専門家(っぽい人)のコメントがついていて、管理職になれない…

日本人はいつから通勤に苦しむようになったのか

ところで、我々日本人が通勤電車に悩まされるようになったのはいつからなのだろうか。いわゆる「サラリーマン」と呼ばれる存在が最初に我が国に登場したのは、大正から昭和にかけての大都市部だと言う。

『お笑いジェンダー論』:「専業主婦」と「社畜」の密な関係

瀬地山角先生の『お笑いジェンダー論』という本を読んだ。

「やりがい」とは何なのか

「仕事にやりがいを感じない」と答えた人は全体の41.6%であったそうだ。その中でも30代、40代はそれぞれ46.6%、45.2%と他の世代よりも高めだった、とこのニュースは報じている。

部下や後輩をうまく「叱る」ことができる人などほとんどいない

会社で上司や先輩から行われる説教が、単なる憂さ晴らしである場合は少なくない。「お前のためを思って言ってるんだ」という言葉を使う人ほど、実際には自分自身のために説教をしている。ミスをした部下を叱責すれば、気分はスッキリするかもしれないが、そ…

世間の評価基準ではなく、自分の評価基準で行動しよう

「世間の評価基準」に流されず、「自分の評価基準」で行動したほうがいい、というのはまあ、あたり前の話でもあるのだけど、できている人はあまりいない。

『リーン・スタートアップ』を読んで職業選択について考えた

起業やベンチャーに興味がある方にはお馴染みの『リーン・スタートアップ』を先日読んだ。

「風立ちぬ」感想:仕事に生きるということ

宮崎駿監督最新作の「風立ちぬ」を観てきた。

報連相の実際

報連相は、日系の会社に入るとまっさきに教わるビジネスマナー(?)である。報連相とは言うまでもなく、「報告・連絡・相談」の略で、これを絶えず行うことが社会人の基本である、と研修の講師は言ってのける。僕は最初に教わった時から、これには違和感を…

「退職」を意識するということ

「しんどい、と思った時には躊躇なく辞めよう」そう決めてから、僕は会社で働きはじめた。

有給休暇が消化できないのは、タダ働きと変わらない

日本人の有給休暇の消化率が世界的に見ても悪いという話は、たびたび聞く。たとえば、以下の記事を見ると分かるが日本の有給消化率は38%とダントツで最下位だ。

会社員に向いている人とそうでない人の違い

あらゆることを自分で決めたい、と思っている人は会社員には向いていない。会社員は、とにかく色んなことを自分で決めることができない。仕事の内容、勤務地、勤務時間、給料の額、一緒に働く人などなど、色んな事項が会社によって一方的に決定される。こう…

「自分を捨てる」研修と「理不尽」について

間違いだと思うのは「理不尽は耐えなければならない」という認識のことだ。理不尽が横行している組織にいると、いつしか「理不尽とは耐え忍ぶもの」という認識が出来上がる。特に、従来日本型の会社では顕著だと思うのだけど、これは実はだいぶ目線が低い話…

「厳しくしてもらったおかげで成長できた」は本当か

「厳しいこと」それ自体に価値はない。内容が同じだったら、厳しくないほうがいいに決まっている。厳しくされるのが好きだという性癖ならしょうがないが、後輩も自分と同じような性癖の持ち主と決めつけてはいけない。「相手のためを思って、心を鬼にして厳…

世界が驚く日本の「労道」

数日前、経済協力開発機構(OECD)が「よりよい暮らし指標(Better Life Index:BLI)」の最新版を発表した。この指標は、「住宅」、「収入」、「雇用」、「コミュニティ」、「教育」、「環境」、「ガバナンス」、「健康」、「生活満足度」、「安全」、「ワークライフバランス…

それでもやはり、働かない状態のほうが「自然」だと僕は思う

僕は別に「働かないこと」を神聖視なんてしてないし、みんなに神聖視してほしいとも思ってない。ただ、「働きたくない」ということが言いづらい世の中は生きづらいと思う。それだけの話だ。

「壊れにくい部品が欲しい」という悪魔の発想

以下の記事。もう、どうしようもないぐらいに酷い記事である。採用者の「メンタルヘルス」状態 どうやったら見破れる? http://www.j-cast.com/kaisha/2013/05/24175791.html

「やりがいのある仕事」という幻想

森先生は、現在仕事量は1日1時間で、あとは「模型製作」に没頭しているという。素敵な生き方だと思う。人生は、やりたいことをやればいい。そして、やりたいことは仕事と関係なくてもいい。自分にとっての「模型製作」が何なのか、それを一度じっくりと考え…

自炊と仕事

今日は久々にのんびりできる日曜日だったので、実質2年ぶりぐらいに晩御飯を作ってみたりした。ご飯を炊いてレトルトカレーをレンジで温めただけなので、これを「晩御飯を作った」と称して良いのかは議論の余地があるが、外食しなかったということで僕にとっ…

「仕事が嫌い」でも、卑屈になる必要はない

むしろ「仕事が嫌い」だからこそ早く終わらせる術を考えたり、「仕事が嫌い」だから休日をしっかり取れるようにしようと考えたりするという側面もあるわけで、「仕事が嫌い」なことによって生まれるプラス効果は無視できない。「やりたくない」とか「面倒く…

「正直な」ブラック求人について考える

「残業代は出ません」とか、それなのに「入社後3年程度は残業がよく出ると思って下さい。」とか書いてあって、もうこれは普通に違法なのではないかと思うのだけど、考えようによってはこれはある意味良心的な求人だとも考えられる。