脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

就職は運ゲーだ

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大学受験と違って、就職活動は運の要素がとても大きい。

 

たまたま景気のよいときに就職活動をすることになれば有利だし、逆に不景気だと不利になる。自分が就職活動をする時に景気がよいかどうかなんて、完全に運だ。個人の実力や努力は関係ない。

内定の可否に影響するのは景気だけじゃない。たまたま自分と相性がいい面接官に当たれば受かりやすいだろうし、逆もまた然りだ。

 

そして、就職してからも運に左右され続ける。どの部署に配属されるのか、どんな上司の下に着くのか、自分で決められるものはほとんど何もないと言ってよい。運がよければ、尊敬できる上司の下で、自分のやりたい仕事ができるかもしれない。しかし、運が悪ければ、クソ上司の下で、意義を見出せない仕事に従事することになる。

 

ドラッガーの言葉に、「最初の仕事はくじ引きである」というのがある。本当にそのとおりだ。

 

新入社員に対して「何が何でも3年は黙って勤めろ」というアドバイスをする人がいるが、僕は、これはナンセンスだと思う。就職は運ゲーだ。ハズレくじを引いたら、さっさともう一度くじを引き直したほうが効率的だ。3年黙って勤めたからと言って、道が開ける保証はない。それよりも、自分自身で行動を起こしたほうが絶対にいい。

 

嫌な上司や同僚と、したくない仕事をして毎日つらい思いをするくらいだったら、さっさと次にいこう。3年も待つ必要はない。

 

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