脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

2013年を振り返る

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気づくと、2013年も今日で最終日だ。

 

2013年は、個人的に大きな出来事がいくつかあった年だった。まず、7月ぐらいに会社を辞めた。もっとも、会社を辞めることは入社した時から決めていたことなので、それがたまたま今年になったというだけで、そんなに意外な出来事だとは思っていない。

 

むしろ、自分にとって大きかったのは、そうやって会社を辞めた後に訪れた変化のほうだった。まず、なんだかとても健康になってしまった。白髪が消えて、体重と体脂肪率が適正化した。時間もできたので、読書量も増えた。やりたいと思っていたことも、結構できた。これらは、お金に換算できないぐらいの重要な価値だと思う。

 

一方で、収入については会社員時代の安定的な月給は消えたものの、幸いなことに生活に困るとかすぐに職を探さないとヤバイという状況にはなっていない。もちろん、余裕すぎるという感じではないので来年はさらなる収入増加・安定化を重点課題にしていきたいとは思っている。

 

2013年の会社を辞めた後の生活は、概ねよい感じだった。自分はずっと会社員時代に、

 

  • 仕事の量をコントロールできない
  • オーナーシップを感じつつ仕事に取り組めない

 

という2点が不満だったのだけど、この点をカバーするような生活ができたのはとてもよかった。仕事の量は健康を害さない程度にコントロールできているし、いま取り組んでいる仕事には、すべてオーナーシップを感じることができている。あとは、この生活をどれだけ継続させられるかだと思うので、そのためのリスク分散などを来年はもっと考えていきたい。

 

また、出版という非常に恵まれた機会をいただくことができた。

 

脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法

脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法

 

 

ブログという媒体だとどうしても記事の1つ1つがバラバラで断片的になるが、本の場合は「まとまり」という形で自分の書きたいことを表現することができる。『脱社畜の働き方』のおかげで、僕は自分の働き方についての考えを「まとまり」として世に出すことができた。読んでくれた人の中には、嬉しい感想をくれる人もいた。書いてよかったと心から思うことができた。

 

もっとも、反省点が無かったわけではない。 『脱社畜の働き方』は、文体も内容も基本的にはブログと同じテンションを貫くという方針で書いたので、一部の方々には「おかたい本」だと思われてしまった。内容に賛成してもらう以前に、手にとって読んでもらわないことには働き方について議論を提起することすらできない。

 

来年1/10発売の『あ、「やりがい」とかいらないんで、とらあえず残業代ください。』は、そういう反省が反映された本でもある。こだわったのは「手軽さ」と「読みやすさ」だ。別に僕の考え方に賛成してもらわなくてもいいので、とりあえずひとりでも多くの人に手にとってもらえたらと思っている。

 

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
 

 

他にも引っ越しをしたり、一緒に住む人ができたりと生活面で変化があったのだけど、それについては非常に個人的な領域に関する話なのでこれ以上は書かないでおく。

 

それでは皆様、よいお年を!