脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

「サイボウズ式」でチームワークについてのコラムの連載をはじめます

サイボウズさんが運営する「サイボウズ式」という情報サイトで、コラムの連載をすることになりました。

 

コラムのテーマはチームワークです。ライターは僕以外に、My Favorite, Addict and Rhetoric Lovers OnlyAMの連載でおなじみのid:fahrenheitizeさんと、インターネットの備忘録id:hase0831さんの全部で3人です。全体のディレクションは元サイボウズ社員で、現在は独立された北村聡一さんが担当されます。基本的に週1回、持ち回りで連載します。

 

初回はさっそく僕の番で、こんな記事を書かせていただきました。

 

努力だけしかできない人はチームに必要ない | サイボウズ式

 

「チームワーク」というのは、脱社畜ブログと一見遠いように見えて実は非常に近いテーマだと僕自身は思っています。チームワークがズタズタで我慢風呂のようになっている職場もあれば、うまくチームワークを発揮して持続可能な働きやすい環境を作っている職場もあります。そういう「働きやすいチーム」について、連載を通してみなさんと一緒に考えを深めていけたらいいなと思っています。

 

ということで、「脱社畜ブログ」とあわせてお読みいただければ幸いです!

 

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則

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新聞はとにかくインタフェースが悪すぎる

以下の記事を読んで。

 

若者が新聞を読まない理由と、現代の情報収集方法 - ぐるりみち。

 

過去、何回か新聞に挑んだことがある。

 

最初はたぶん学生の時で、日経新聞をカッコつけて取ってみたのだけど、当時は内容がピンと来なかったことと、購読料が学生にとっては安くなかったということもあって、数ヶ月しないうちに解約に至った。

 

次の挑戦は就職したばかりのころで、四月病を発症し意識が高まったタイミングでまた日経新聞の購読をはじめた。学生時代に比べて内容は理解できるものが多くなっていたし、それなりに面白いと思う記事も見つけられるようになっていたのだが、今度は忙しさすぎてサッパリ読めないという状況に陥り、これも結局解約することになった。

 

それ以降は特に新聞を取ることもなく生活をしている。ただ、たまに読みたくなることもないわけではない。一部では新聞はオワコンという意見もあるが、個人的には、新聞の「コンテンツ」自体はまだまだ終わっていないと思う。たしかにヘンな記事もあるし(参考:無理して日経新聞なんて読まなくていい)、ちょっと偏っているなと思うような記事もあるけれど、ヘンな記事の数であればインターネット上のもののほうが圧倒的に多いし、偏向具合だってかなりのものだ。「新聞なんてもう不要、ネットで十分」と言い切ってしまうのは違う気がする。

 

とはいえ、新聞にはやはり大きな不満がある。何にもまして僕が不満なのは、新聞のインタフェースが悪すぎることだ。まず、新聞はかさばる。広げると大きくなりすぎるので、電車の中で広げると他の人の迷惑になる。そっと縦に折りたたんで読もうとすると、今度は読みづらい。なぜ、もうワンサイズ小さくしてはダメなのだろうか。あのサイズでなければならない理由がよくわからない。

 

個人的には、あの新聞特有のレイアウトもあまり得意ではない。重要な記事が最初に目に飛び込んできやすくなるようになっているのだろうけど、大きい記事は必要以上に場所を取り過ぎている気がするし、小さい記事は本当に小さすぎて読むのが大変だ。これでも小さいレベルでは色々改良されていて読みやすくなってきているのだろうけど、2014年でまだこれなのか、と思うことがよくある。もしかしたらこれが新聞の「伝統」なのかもしれないのだけど、日々読むものなのだから、もっと柔軟に改良が進んでも全然構わないのに、と思う。

 

「新聞離れ」が進む一番の原因は、新聞がユーザーのニーズと真剣に向き合おうとしていないところにあるような気が僕はしている。ユーザーのニーズによっては、もっと多様な新聞の形が考えられるはずだ。重要な情報だけ掲載して価格をもっとおさえたバージョンを別途作ることだってできるだろうし、主に通勤電車で読む人用にもっと小さめのサイズに印刷したバージョンを作ってもいい。「今の新聞の形式がベスト」ではない人に、形式を変えずに受け入れてもらうというのは、情報の収集手段が多様化した現代では難しいのではないだろうか。新聞を作る人は「新聞はこうあるべき」という発想ではなく、「どういう新聞が求められているか」をもっと追求したほうが、よい結果につながると思う。

 

池上彰の新聞勉強術 (文春文庫)

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