起業
本日の日経新聞朝刊の記事を見て、少し違和感を覚えた。 www.nikkei.com 記事によると、スタートアップの年収相場が直近7年間で4割増えて、平均で年収720万円になったとのこと。勘違いして欲しくないのだが、僕は別に給与水準が高くなっていること自体をよく…
こちらの記事を読んで。 www.ishidanohanashi.com 彼の決断は既に社会に出ている大人にはだいぶあぶなっかしく見えるようで、はてブのコメントの8割は批判的な内容だ。僕もこの決意エントリを読んで正直なところ彼の将来にかなりの不安を感じたのだが、もう…
僕も一応、起業経験がある。体力や精神力の問題もあって元記事のように一日20時間労働はさすがにしていなかったのだけど、それでも僕なりに精一杯働いた。辛いこともたくさんあったが、楽しいこともたくさんあった。僕らも、コアメンバーは元記事と同じく4人…
ランサーズのようなクラウドソーシングサイトに張り付いて、単価のいいタスクを淡々とこなしまくれば、まあ月1〜2万円ぐらいの「お小遣い稼ぎ」は可能だろう。インターネットで仕事をしているのだから、これも「ネットで稼ぐ」の一種であると言われればたし…
起業やベンチャーに興味がある方にはお馴染みの『リーン・スタートアップ』を先日読んだ。
「会社を作って、上場させるということはどういうことなのか」をわずか200ページ強で概観できるというのは結構すごいことだ。
nanapiの社長さんのエントリは面白くて、気持ちとしては同意したくなるのだけど、こと起業に限っていえばやはり僕はあくまで「手段」だと考える。
仮に、新しいビジネスアイディアをあなたが思いついたとしよう。これを実現しようと思った場合、あなたが勤め人であるならば、選択肢は2つある。(1)会社で、そのアイディアを実現する(2)会社の外で、そのアイディアを実現する
「事業ポートフォリオ」の考え方は、会社員にも応用できると僕は考えている。会社員に「事業ポートフォリオ」の考え方を応用するためには、まず会社員を一人の経営者とみなすところからはじまる。すなわち、「◯◯株式会社の会社員である山田さん」という人が…
今日は、僕の考える「脱社畜」について簡単に書いてみたい。僕は、「脱社畜」には二段階あると思っている。「精神的脱社畜」と「経済的脱社畜」だ。第一段階の「精神的脱社畜」についてだが、これは会社を絶対視しない考え方を身につけることだ。第二段階で…
ヒットを作るための「ヨミ」に時間をかけるのはあまり賢い方法ではない。これを踏まえた上で、僕が思うヒットを作るための賢いやり方は、「とりあえず出してみる」という方法だ。そして、「ヨミ」に使うはずだった時間や労力を、新たなサービス作りに充当す…
僕の採用に対する考え方は非常にシンプルで、一言で言うなら、「基本的には雇わない」ということになる。
世の中に存在する会社の大多数、特に中小企業の事業に「独創性」はない。むしろ「人と違うこと」をして利益を上げている会社のほうが、実際には少数だったりする。
真剣に「金を儲けよう」と考えれば上で挙げられている情報収集や意思決定、数字のセンス、大局観などはやはり必要になり、挑戦の過程で少しずつ身に着けていくことができる。
ある程度の大きさの会社には必ず社訓や社是が存在するし、中にはそれが社員を導くものとして、うまく機能している例もあるだろう。例えば、僕がよいと思うものに、Googleの社是(正しくは、Googleが掲げる10の事実)がある。
学生の中には、「いずれ起業したい」という意思を持ちつつ「まずは勉強のため」といって結局会社に就職する人がいる。たとえば、外資コンサルに就職するような人たちには、このようなタイプが多い気がする。
起業と聞くと、失敗したら借金まみれになって一家離散、そのまま樹海一直線で人生終了、というイメージを抱いてしまう人がやはりまだ少なくない。これはいくらなんでも大げさだと思うけど、確かに、やり方を間違えばこのような状態に陥ってしまう場合もある…
「起業」と聞くと、世間ではどうしても華々しいイメージが先行してしまうようだ。実際、起業家志望の人はハイテンションで、意識が高い人が多い。「AppleやGoogleのような、世界一の大きな会社を創ります!」というような、普通に考えたら恥ずかしいこともス…
会社を作るには、設立登記が必要だ。僕も経験があるからわかるけど、これは結構大変な作業だが、登記だけで満足することなく、その先のビジネスにもしっかり邁進して欲しいと思う。お祝いをするのは、最初の利益を上げてからでも遅くない。
誰も見たことのない、全く新しいビジネスアイディアが起業には不可欠だと考えている人がいる。確かに、斬新なビジネスアイディアはあったほうがいいだろう。しかし、ビジネスアイディアは実はそんなに重要じゃない。そもそも、あなたがそのアイディアを全く…
ビジネスコンテストは、起業ごっこをしたい人にはおすすめだが、本当に起業したい人にはおすすめしない。
起業したい、と思っている人に一冊だけ本を薦めるとしたら、僕は迷わずこの本を薦める。それは、37シグナルズ(37signals)という会社の『小さなチーム、大きな仕事』(原題:Rework)という本だ。
「起業をしていたことがある」と言うと、結構意識が高い人だと思われてしまうことが多い。実際、変な学生に絡まれたことも何回かある。重要なことなのでしっかりと言っておくと、僕はものすごく意識が低い。働かないで暮らせたら最高だと思っているし、イノ…
いささか扇動的なタイトルを付けてしまった。このタイトルが意味するのは、「一度起業した人間は、もうどの会社にも再就職することはできない」ということではない。別に、起業して失敗しても、そのあとどこかの会社に潜り込むことは問題なくできる。