読書
読書にまつわる意外とポピュラーな悩みに、「読んだ本の内容をすぐに忘れてしまう」というものがある。 そういう経験は僕にもある。たとえば、友人と雑談をしていて、友人が既に自分が読んだことがある小説を最近読んだ、という話をしてくる。「あ、それ、僕…
人生の時間は有限である。ゆえに、どんなに長生きな人でも一生で読める本の数は有限で、実はそんなに多くない。仮に生きる時間のほとんどを読書に費やしたとしても、読める本の数は世界に存在する書籍のほんのほんの一部にすぎない。ましてや人は読書だけし…
先日、伊坂幸太郎の『砂漠』という小説を読んだ。 砂漠 (新潮文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2010/06/29 メディア: 文庫 購入: 4人 クリック: 73回 この商品を含むブログ (168件) を見る いわゆる青春小説の類で、仙台の大学に通う…
本屋のビジネス書コーナーに行くと、「自分を変える」とか「◯◯の習慣を身につける」とか、そういう本がいつもたくさん置いてある。たくさん置いてあるということは、それはそういう本が人気でよく売れているということを意味している。 注意が必要なのは、こ…
最近、なんとなく関心が出てきたという理由で教育分野の本を何冊か読んでいるのだけど、この分野の本はある点において非常に面白い。他の分野の本以上に、筆者によって言っていることがバラバラなのだ。主義・主張が論者によって変わるというのは別に教育の…