脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年を振り返る

気づくと、2013年も今日で最終日だ。2013年は、個人的に大きな出来事がいくつかあった年だった。まず、7月ぐらいに会社を辞めた。もっとも、会社を辞めることは入社した時から決めていたことなので、それがたまたま今年になったというだけで、そんなに意外な…

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の本文の一部を公開しました

来年1月10日発売の『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』ですが、先日の「はじめに」の公開につづいて、本日さらに2章の一部を公開することにしました。本書は全体的にイラストが豊富です。普段はそれほど本を読むわけではない…

「言い訳するな!」という恫喝の無意味

一般的には、言い訳は悪いこととされている。しかし、本当にそうなのだろうか。たしかに、なんでもかんでも人のせいにして自己弁護ばかりするというのはあまり褒められたものではない。でもだからと言って、あらゆる言い訳を封印するべきだという考え方には…

東洋経済オンラインの連載3回目が掲載されました

東洋経済オンラインの連載3回目が本日更新されました。「やりがいある仕事を探せ」というムチャ振り | あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 | 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/26617 今回のテーマは、1月発売…

完璧主義の治し方

完璧主義者と言われる人たちがいる。仕事であれば必ず100%の完成度を目指し、それ以外は認めない。簡単な仕事ならそれでもいいのだけど、少し難しい仕事で完璧主義を発揮しようとすると、ほぼ間違いなく途中で挫折してしまう。そうでなくても、100%に到達す…

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の「はじめに」を公開しました

来年1月10日発売の新刊『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。」ですが、本日「はじめに」(p.1 - 6)を公開することになりました。こちらからご覧ください。テキストファイルではなくpdfファイルなので、書面の雰囲気がそのまま伝わ…

コピー取りやオフィス掃除みたいな「下積み」っていつ役に立つの?

コピー取りとオフィスの掃除を3年し続けても、自分のビジネスができるようにならない。日本社会では「下積み」が必要以上に強調されすぎている。新卒で入社した若者に対する「まずは3年…」という定番の説教にはじまって、とにかく若いうちは修行に徹しろ、と…

東洋経済オンラインの連載2回目が掲載されました

東洋経済オンラインの連載2回目が、本日掲載されました。第2回目のテーマは「経営者目線」です。内容としては、今までこのブログで書いてきたようなこととも重複するのですが、最後に「経営者目線を持てと言われてしまったらどうするか?」について、簡単な…

企業が欲しいのは優秀な人よりも洗脳しやすい人

企業にとっては採用者の能力なんてある一定水準を超えてさえいれば割とどうでもいいことだったりする。社風に合っているかどうかがよくわからなくても、企業がその人を自分のところの社風に「洗脳しやすい」と判断されれば採用されることになる。研修なり、…

いい仕事をすればするほど、仕事はつらくなっていく

日本の会社の多くは、いい仕事をした人間には、役職を上げてさらに難易度の高い仕事を与えるという報い方をする。給料も少しは上がるかもしれないけど、それ以上に仕事の量、責任の重さがグッと上がって、仕事はどんどんつらくなっていく。

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』という本を書きました

『脱社畜の働き方』につづいて、この度また働き方についての本を書きました。現在Amazonで予約受付中になっています。

「妥協」は会社員の必携スキル

実生活で、たまに知人から仕事についての悩みを相談されることがある。悩みの内容は人それぞれなので一概には言えないのだけど、傾向として、仕事で深く悩んでしまう人はどうも「真面目な」人が多いような印象を受ける。

たしかに、研究室の学生は「お客様」ではないけれど……

以下の発言小町の投稿が妙に気になった。研究室で、学生が教員に「客に対してその態度は何だ」といいます。 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/1205/632269.htm

「規則正しい生活」はつらい

会社員時代、最もつらかったことのうちの1つが、毎日毎日同じ時間に起きて、電車に乗って会社まで行くことだった。

非ブラック認定=優良企業(ホワイト企業)か?

昨日(12月1日)、2015年卒の就職活動が解禁された。就職活動のあり方について云々言うのは今回は置いておいて、昨日読んだ以下の記事が気になったのでそれについて少し書きたい。

「論理」だけで人は説得できない

他人を説得しようとする時に、その人を「論破」してしまう人がいる。

努力という才能

昔から、努力家は称賛される。

最後は自分で決めましょう(意思決定のプロセスについて)

言うまでもないことだが、物事の多くにはほとんどの場合「メリット」と「デメリット」の両方がある。

傑作すぎて思わずDVDを購入してしまった映画5選

このブログの主題とはまったく関係ないのだけど、以下のエントリを読んでいたら自分も好きな映画について書きたくなってきてしまった。

好きなことを仕事にして幸せになるための条件

仕事選びについて昔からずっとされている議論に、「好きなことを仕事にするべきか」というものがある。

「やりがい」というインセンティブ

先日、『ヤバい経済学』という本を読んだ。

あなたの知らないインターネット

インターネットはひとつではない。いや、実体としてはやはりひとつしかないのだけど、いわゆる「インターネット」と聞いて僕たちがどんなものを思い浮かべるかは、実に多様だ。

大企業に入ると「大企業はクソだ」ということが学べます

「成長」ってそもそも何なのだろうか?という話が前提としてあるのだけど、何かを習得するのに研修を受けるよりも実際にやってみたほうがよいというのは多くの場合そうで、そういう点で大企業が微妙だというのは同意できる。

講義がネット配信されても、たぶんそんなに教育のあり方は変わらない

大学の講義がiTunes Uで配信されているという話はどこかで聞いて知っていたのだけど、海外の大学の講義ばっかりだろうと勝手に思い込んでいた。

「文章を書くこと」の原体験

ファーさん(id:fahrenheitize)の以下の記事を読み、ふと、僕も自分が文章のようなものを書き始めた時のことを思い出した。今日はそれについて少し書こうと思う。

「成長のため」にブラック企業に入社するのは正しいか

ブラック企業における業務経験を自分のキャリアップに活かしたというのは純粋にスゴイことだと思う反面、やはり僕はこれらの理由をもってしてブラック企業を肯定することはできないと思った。

会社を辞めるのがゴールというわけではない

最初に言っておくと、このエントリは僕の個人的な価値観を綴ったものにすぎない。いわゆるチラ裏的なエントリであることをお断りしておく。

日本の学校は軍隊か刑務所

日本の部活文化が直ちに「ブラック企業」に繋がるかは微妙なところだが、日本人の仕事観と学校教育は、おそらく無縁ではないだろう。

「あなたにしかできない仕事」を無くすために必要なこと

「替わりの効かない人材」を目指せというアドバイスは、結構いろんなところで見かける。この記事でも触れられているように、「自分にしかできない仕事」を作ることで、自己実現をしようとしている人たちもいる。

「不採用の理由」なんてそもそも存在しないのかも

個人的な話になるが、僕は就職活動をしている時に、最終面接で不採用になった企業から「不採用の理由」を教えてもらったことがある。