読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

ブログは毎日更新しないほうがいいかもしれない

その他
スポンサーリンク

ブログの更新をサボっていたら、前回の更新が155日前とかになってしまった。まあ前回更新した時点でもう月に1回とかのペースになっていたのだけど、今回はさすがに放置しすぎたように思う。個人的にはもうちょっと頻度を上げて書いていきたいと思っているのだけど、いざPCの前に座ると「明日にしよう」という気持ちになり、それを何度も続けているうちに155日が経過したわけで、自分の意志力の低さはなかなかのもんだと思わずにはいられない。

 

なぜこうも放置し続けてしまったのか。最近、ちょっと忙しくなったからというのはあるかもしれない。もっとも、それでも毎日深夜残業に追われていた社畜会社員時代と比べれば遥かに時間にゆとりはあるわけで、忙しさだけに理由を求めるわけにはいかないだろう。会社員時代は平日時間が取れなかったので、土日に7個記事を書きためて、毎日夜に会社からこっそり更新ボタンを押してなんとか毎日更新を維持していた。今は書こうと思えば平日だって記事のひとつやふたつ書く時間はあるので、当時の半分でもやる気があれば、155日間ブログを放置するようなことにはならない。

 

結局のところ理由は単純で、書くことが少なくなってきたというのが正直なところだろう。このブログをはじめた時は日本の仕事観について言いたいことだらけだったので毎日書いても書いてもネタはなくならないという感じだったのだが、当然ながらその状態は永久には続かない。一度書いたことは(視点や粒度を変えて再度書くことはあっても)そのままもう一度書くことは普通しないので、ブログは更新すれば更新するほど書く内容が減っていく宿命を帯びている。

 

このことを僕のブログに限定せずブログ全般に一般化して考えてみると、あるテーマを持って更新しているブログは書けば書くほど書ける内容が減っていく、と言えそうだ。それでも永続的にブログを書き続けていきたいのであれば選択肢は2つある。(1)当初設定したテーマより広いテーマを扱うようにするか、(2)新しく情報をインプットして書ける内容を増やしていくかだ。

 

(1)は延命にはなるが、あまり本質ではない。新たにテーマを設定しても、そのテーマでまた書き尽くせば新しく何かを書くのが困難になるのは変わらないので、結局のところ(2)のインプットをまめにやっていく以外に、ブログの質を担保しながら更新を続けていくことはできない。プロブロガー界隈の記事を読んでいるとたまに「ブロガーは書いてナンボだ、ネタが無くても毎日更新だ」という主張を見ることがあるが、むしろ大事なのは書くことよりも読んだり見たり話を聞いたりといったインプットなんじゃないかと僕は思う。何か情報を発信したいと思うなら、まずは発信できるだけの情報を自分の中に蓄えなければいけないのはあたりまえだ。

 

立花隆の本を読んでるとたまに出てくる概念に「IO比」というのがある(『知のソフトウェア』『ぼくはこんな本を読んできた』など)。IO比とは知的生産をする際のインプットとアウトプットの比率のことで、これが高ければそれだけ情報密度は高くなり、クオリティが保証される。立花隆が言うには、本を1冊書くなら最低でもIO比は100ぐらいは必要なのだそうだ。これはつまり、1冊本を書くために本を100冊読むということで、そのぐらいインプットしないとよいアウトプットは出ないということである。

 

ブロガーがIO比100を保つというのはさすがに現実的ではないと思うものの(そういうブログがあるなら強く読みたいと思うが)、世の中にはIO比が1を切っている状態のブロガーも少なくない気がする。それはそれでアウトプット自体が楽しければ別にいいとは思うものの、少しでも苦しいと思ったらその時は意図的にアウトプットを止めてインプットを増やしてみるといいと思う。しばらくネットに何も書かずに本を読んだり人に話を聞いたりすることを中心に生活していると、薄くなった空気が供給されて息が楽になるような、そんな気持ちになるはずだ。ブログの毎日更新にこだわる必要はまったくない。

 

実は僕も最近まで、アウトプット過剰で自分がカラカラに乾いていくような気持ちになっていた。なので少し意識的にインプット中心の生活をしていたのだけど、そうすると不思議とまた何かアウトプットしたいという気持ちがやってくる。

 

ということで、またゆるりと更新していこうと思います。

 

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 (文春文庫)

 
「知」のソフトウェア (講談社現代新書)

「知」のソフトウェア (講談社現代新書)