先日、市民派弁護士の雄であり、元日弁連会長の宇都宮健児先生と対談する機会をいただきました。
権利の主張が「脱社畜」への王道 | あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 | 東洋経済オンライン
東洋経済オンラインとダ・ヴィンチニュースの二箇所に掲載されているのですが、記事の後半の内容がそれぞれで違います。ですので、両方ご覧いただけると嬉しいです。
会社に入ると、「最近の若者は権利ばかり主張している」とか「権利を主張するなら一人前になってから言え」というようなことを言われることが少なくありません。しかし、こういう意見は本来おかしいものです。権利は権利として「そこにある」ものなのですから、新入社員だろうと若者だろうと、堂々と主張して差し支えないはずです(参考:「権利行使には義務が伴う」というフレーズに対するよくある誤解)。対談を通じて、そのようなことを再確認することができました。
対談では、拙著『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』に出てくる「社畜になりやすい人が抱いている仕事観」についてもお話しさせていただきました。まだお読みでない方は、ぜひ手にとってみていただけると嬉しいです。
あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
- 作者: 日野瑛太郎
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ちなみに、宇都宮健児先生は、宮部みゆきさんの小説『火車』の登場人物・溝口悟郎弁護士のモデルになった方でもあります。こちらも合わせておすすめします。