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脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

新規ビジネス:会社でやるか、自分でやるか

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仮に、新しいビジネスアイディアをあなたが思いついたとしよう。これを実現しようと思った場合、あなたが勤め人であるならば、選択肢は2つある。

 

(1)会社で、そのアイディアを実現する
(2)会社の外で、そのアイディアを実現する

 

今日は、それぞれの困難について書きたいと思う。新しいビジネスアイディアを実行してお金を稼ぐのは会社の中でやるにしても、会社の外でやるにしても大変だが、「大変さの質」には両者で大きく違いがある。

 

まず、会社で自分のビジネスアイディアを実現しようと思った場合、何よりもまず必要なのは「企画を通す」ことだ。あなたが会社で偉いポジションについているのであれば、企画を通すことは造作もないことかもしれないが、普通の社員だったとしたら、これには大変な困難を伴う。上司を説得し、その上司の上司を説得し、関係部門に根回しをして、決定権のある人間をうまく巻き込んで……といったような政治手腕が問われる。これは、大企業であればあるほど大変になる。

 

また、会社に意思決定をさせる場合、基本的には客観的な「ファクト」が必要だ。◯◯という市場があって、ここの市場規模はこのぐらいで、✕✕という会社がいま勝っているが、我が社の△△という強みを使えば、十分市場で勝っていける……といったストーリーを展開しなければ、会社に意思決定をさせることはできない。「誰も見たことのない、当たるか当たらないか分からない企画」は基本的には通らない。例えば、twitterのない世界で、twitterのような企画を提案しても、会社はOKを出さないだろう。一方で、既にtwitterが存在している世界なら、twitter類似サービスを出すことにOKを出す会社は多いと思う。そういう意味で、「誰も見たことがない、すごい企画」を会社で実現するのは、かなり難しい。

 

一方で、会社の外で自分でやる場合には、このあたりのプロセスは基本的にすっ飛ばして構わない。意思決定者が自分である以上、あなたが「やろう」と思った時点で企画は通ったのと同じことだ。会社の外で自分でやる場合には、企画を「通す」ことについての困難はあまりない。「誰も見たことがない、すごい企画」も、あなたが「すごい」と思ったのであれば、すんなり後はやるだけ、という状態に移れる。

 

会社の外で自分でやることに決めた場合に困難が生じるのは、この後だ。会社の中で実行する場合と違って、自分自身でやる場合には投入できるリソースが限られてくる。基本的には、何から何まで自分でやらなければならない。仲間を作って協力してもらうことは可能だが、その仲間は自分で探さなければならない。資金が必要なら、なんとかして自分で捻出するか、お金を出してくれる人を探さなければならない。

 

この点、会社の中でやるなら色々と楽になる。一旦企画が通ってしまえば、割り当てられた予算を使えばいいし、他の社員の力だって借りられる。初期段階から大々的に広告を投下することも、予算次第だができなくはない。

 

以上をまとめると、(1)会社の中でやる場合には、「企画を通す」ことが一番大変で、(2)会社の外でやる場合は、「企画を実現する」ことが一番大変ということになる。

 

そして、忘れてはならない違いがもう一つある。それは、うまくいった場合に、儲けが誰のものになるのか、という点だ。会社の中でやる場合は、成果は会社に帰属する。給料や役職は上がるかもしれないが、大富豪になれたりはしないだろう。一方で、会社の外でやった場合、成果はあなたのものである。大富豪にも場合によってはなれる。

 

どちらがいいのかの判断は、皆さんに任せたいと思っている。ちなみに、僕自身は断然(2)だ。会社をいくら儲けさせても、自分が儲からないのでは意味がない、と僕自身は思ってしまう。

 

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

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