脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「逃げる」のススメ

僕が今日書きたいと思っているのは現実世界における「にげる」コマンドのことだ。実は、現実の世界にも「にげる」コマンドは存在している。しかし、多くの人がこのコマンドの存在を知らない。そして、現実世界の「にげる」コマンドは、犯罪に手を染めたとか…

ネットの普及とプライベートプロジェクト

プライベートプロジェクトとは、一言で説明すれば「会社以外で何かビジネスをしてお金を稼ぐ手段を確保する」ことである。手段は例えばKDPで本を売る、ブログやWebサービスにアフィリエイト広告を貼る、App Storeでアプリを売るなどなど、いくつか存在する。…

「民主的な組織」の3つの問題点

確かに民主的な世界はいいことばかりじゃない。日本は今、一応民主主義で世の中が回っているということになっているけど、これが完全無欠な完璧な制度かというと、決してそんなことはない。民主主義というのは、歴史が様々な教訓から学ぶことで生み出した画…

「人に嫌われる」という才能について

「アンチもファンのうち」という言葉を思い出した。本当にその人のことが嫌いで嫌いで仕方がなくて、考えるのも嫌なのであればそもそも話題に出したくないと思うものであり、強烈な批判にせよ誹謗中傷にせよ、話題にせずにはいられないように思わせる、とい…

会社法では「社員」=「株主」

今日は、「会社は誰のものか?」という話について書きたいと思う。これは、会社法上は明確に答えが出ていて、会社は「社員」のものである。ただし、この場合の「社員」というのは「従業員」のことではなく、「株主」のことだ。

「続けること」より大事な「再開すること」

2013年がはじまって2ヶ月弱が過ぎた。1月1日には、目標の立て方についてこんな記事を書いたが、新年の目標を立てた人は、その後の進捗はいかがだろうか。正直、そろそろ目標を立てたことも忘れはじめている時期なのではないかと思う。

「働くこと」と「人と交流すること」は別

「働きたくない」という話を友人にしたりすると、「同級生とかはもうみんないい年齢で働いているんだから、無職になっても一緒に遊んだりできなくて暇じゃないか」という意見をもらうことがある。別に、一人で本を読んだり映画を見たり、たまにプログラミン…

若者もワークライフバランスを求めていい

あまりこういうことは言いたくないけど、「若いうち」は体も頭も歳をとってからよりも自由が効くという側面は少なからずあるわけで、この貴重な若いうちの時間を「仕事」に使うべきかは各人の価値観によって決めるべきだ。「若いうち」にガムシャラに仕事を…

「働くこと」と「食べること」

当たり前だが、生きるためには「食べること」が必要不可欠だ。基本的に人間は食事をとらずに生きていくことはできない。そして、自給自足でもしない限り、食べ物を入手するためにはお金が必要で、多くの人はこのお金を労働によって得ている。

「優良企業」は「誰に」とって優良なのか

「優良企業」という言葉は、実際にはかなりミスリードな言葉だ。「優良企業」が、「誰に」とって優良なのかがはっきりせず、曖昧なままで使われているからである。大きく(1)「株主」にとっての優良企業、(2)「消費者」や「顧客」にとっての優良企業、(3)「従…

不良だった弟が就職活動をすることになった

僕には、年齢の離れた弟が一人いる。僕と弟は、本当に血のつながりがあるのか疑わしいくらい、ステータスが正反対だ。僕は勉強が比較的得意で、運動神経が絶望的になく、非リア充で女の子にもてない。一方で弟は、勉強が絶望的にできず、運動神経抜群で、リ…

「試験」のための勉強法を便乗して書いてみた

以下の記事がホットエントリーに上がってきてたので、便乗して僕も試験勉強について思うところを書くことにする。

資格試験予備校の黒いビジネスモデル

今日は、労働の話ではないのだけど、僕が大学生のころから「これ、どうなんだ?」と思っていることを書きたいと思う。資格試験予備校のビジネスモデルについてである。

会社組織における業務効率化の限界について

会社組織で働く一人の従業員という立場からこの問題を再考すると、自動化や効率化は、必ずしも望ましいものとは言い切れない。経営者から見れば効率化はぜひともやりたいことだと思うが、従業員には、これを推し進めるだけのメリットがない場合も多い。

「転職」はサイコロの振り直し

このブログでは、ドラッカーの言葉をそのまま借りて「最初の就職はくじ引き」ということを何度か書いてきた(どんなに考えても、入社後の「こんなはずじゃなかった」は避けられない等)。今日は最初の就職ではない、二度目以降の就職である「転職」について…

未来人が現代日本の社畜を見たらどんな風に感じるだろうか

歴史の教科書や資料集を読んでいると、現代の価値観ではおよそ理解できないようなことが載っていて不思議な気持ちになることがある。たとえば、平安貴族には入浴の習慣が無かったとか、武士が責任をとるために切腹をしたりとか、時代背景などの説明を聞けば…

大学では「資格取得」ではなく「興味のある分野の勉強」をしよう

僕が大学時代にしておいたほうがよいと言いたい「勉強」は「資格取得のための勉強」ではなく、「興味のある分野の勉強」の方である。

「容疑者」=「犯人」ではないという当たり前の話

誤認逮捕で話題になった遠隔操作ウイルス事件で、真犯人と疑われる男性が逮捕され、またもやこの事件に関する注目が集まっている。

充実した休日を過ごせないそもそもの理由

そもそもの問題は、「休日ダラダラ過ごしてしまうこと」というよりは、「休日ダラダラ過ごさざるをえないほど、平日に働かされていること」ではないかと思う。

『「死ぬほど働いた」ことを美化するな』についての補足

「働かされた」ことが「正当化・美化」され、さらには「他人もこうすべき」と変化すると、実際に周囲に対して害を及ぼすようになる。

会社員は「選べない」ことばかり

日本で会社員をすることの「苦しさ」は、どこから来ているのだろう、ということをぼんやりと考えていた。原因はもちろん複合的だと思うので、これだと1つに定めるようなことはできないのだが、1つ思い当たったのは、会社員は「選べない」ことばかりだ、と…

会社員が考えるべき「事業ポートフォリオ」

「事業ポートフォリオ」の考え方は、会社員にも応用できると僕は考えている。会社員に「事業ポートフォリオ」の考え方を応用するためには、まず会社員を一人の経営者とみなすところからはじまる。すなわち、「◯◯株式会社の会社員である山田さん」という人が…

「死ぬほど働いた」ことを美化するな

ベンチャー企業の社員紹介ページなどを見ていると、たまに「死ぬほど働いたエピソード」が載っていて戦慄を覚えることがある。「会社に寝泊まりした」とか、「朝5時にミーティングをした」とか、「30連勤した」とか、こういったことをまるで勲章であるかのよ…

「プロフェッショナル」とは何なのか

「プロフェッショナル」にも色んな捉え方がありうるわけで、相手がどういう意味で「プロ意識」という言葉を使っているのかは、一度考えてみたほうがよい。そして、多くの場合「プロ意識」を持ちだした説教はインチキだ。「プロ意識」の名のもとに、会社への…

働きたくない僕が考えた最良の学生生活プラン

今日は学生時代の過ごし方について僕が思うところを少し書こうかなと思っている。基本的には、過去の自分に宛てたものだと思ってもらえればよいが、僕と同じ価値観の人は、もしかしたら参考になるかもしれない。

ガジェット通信さんに記事の「寄稿」について2つの提言があります

そこで今回、僕はガジェット通信さんに、この場を借りて2つの提言をしたいと思っている。提言は以下のとおりだ。1.今後は「寄稿」という表現はやめて「転載」と正しく明記すること2.転載依頼の際には、長期的な検索流入減少のリスクがあることを説明する…

天気のいい日は会社なんか行かずに散歩に行きたい

最近は寒い日が続いていたが、今日は一転して気温が高く、なかなか気持ちのよい土曜日である。こういう日に、散歩に出るとなかなか楽しい。僕が大学時代からしつこく住み続けている文京区は散歩の名所で、たとえば谷根千のあたりは下町っぽい街並みで歩いて…

『ベーシック・インカム入門』書評

「年末年始はベーシック・インカムの勉強をしよう!」と意気込んでは見たものの、親戚周りとその他の雑務で年末年始は見事に吹っ飛び、結局買い込んできたベーシック・インカム関連の本もほとんど消化できず、1月も終わる頃になってようやく1冊目を読んだの…