就職活動に失敗して、自殺する若者がここ4年で2.5倍になっているという。
これは実に悲しいことだ。就職なんて、些細な問題で人生を終わらせてしまうなんて本当に勿体無い。
就職は、世間で言われてるほど重要じゃない。日本では、働いてない人や、大学を卒業して就職できなかった人を過剰に下に見る傾向があるけど、別に働いている人がエライなんてことは全然ない。
いささか暴論だけど、会社員をやっている人で、世の中にちゃんと役にたっている人なんて僕は全体の2割くらいしかないと思っている。あとの8割は、毎日同じ時間にスーツを着て会社に行って仕事ごっこはしているけど、実際に給料に見合った利益を社会に生み出しているとは到底思えない。2割の人が生み出した利益を横取りしているだけだ。労働の実体なんて結局こんなものだと思うので、就職できなかったからと言ってそれほど気に病むことはない。
就職は運ゲーだ、といういエントリにも書いたけど、就活がうまくいくかというのはほとんど運だ。運が悪かっただけなんだから、それほど悔やんでもしかたない。
仕事と人生を同一視する人が多いけど、僕はそんな必然性は全然ないと思っている。仕事が全然うまくいかなくても(就職さえしなくたって)、楽しい人生を送ることはできる。日本では、仕事を重要視していない人に対する風当たりが強いけど、そういう世間体を気にしてはダメだ。
就活なんて本当にくだらない。どうか、そんなことで思い悩まないで欲しい。
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