脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

2013-01-01から1年間の記事一覧

有給休暇の買い取り解禁で本当に年収は上がるのか

数日前に話題になっていた「有給買い取り解禁論」について。

「仕事は結果がすべて」というウソ

一度就職して働くようになってからは、「仕事は結果がすべて」という主張は、実際には結構あやしいということに気づくようになった。特に、日本企業で従業員をやるのであれば、「仕事は結果がすべて」というのは基本的にはウソである。

仕事の分担が下手な組織、多すぎませんか

前回(「生産性の概念の欠如」はなぜ起こるのか)に引き続き、今日も組織の生産性について少し考えてみたい。 前回は、日本型の組織ではそもそも個人レベルで生産性を上げるインセンティブがないという点について言及したが、組織の生産性が上がらない理由は…

「生産性の概念の欠如」はなぜ起こるのか

以下のChikirinさんの記事について。 「生産性の概念の欠如」がたぶんもっとも深刻 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20131015 Chikirinさんのおっしゃるとおり、「生産性の概念の欠如」に陥っている職場は日本には多い。お役所なんてのはその最たる例だが、…

auひかりの訪問勧誘が悪質すぎた件

ネットをさがせば同じような話が山ほど出てくるので、いまさら僕が同じようなことを書いても微妙な気がしたのだけど、やはり一人でも多くの方に知っていてもらいたいと思ってこのエントリを書くことにした。 先日の夜、悪質な訪問勧誘を受けた。宗教と新聞の…

会社を辞めたら色々と健康になってきたっぽい

会社を辞めて、大体3ヶ月ぐらいになる(会社を辞めました)。最後のほうは有給消化をしていたので、実際に会社に行かなくなった期間はもう少しだけ長いのだけど、最近明確に体調面で変化を実感したのでそのことについて少し書きたい。最初に断っておくが、こ…

「質問」をしないなら講義なんて出なくていい

なんだかなぁ、と思う記事を増田で読んだ。 大学ってなんだろう http://anond.hatelabo.jp/20131006171157 釣りかどうかという話はどうでもよくて、僕はこの記事の筆者に共感した。せっかく講義が早く終わりそうなのにもかかわらず、「質問」をすると「空気…

『脱社畜の働き方』電子版が今日から2週間だけ半額になります

『脱社畜の働き方』のKindle版が、今日(2013/10/7)から2週間限定で、半額の800円に値下げされるそうです。

「働き盛り」って何歳ぐらいのことなのか

「働き盛り」という言葉は「様々な経験を積んで、いよいよ責任ある仕事が任せられるようになるころ」のことを指しているのだろうけど、昔と違って今は「責任ある仕事」を何歳ぐらいで行うようになるかは、組織によって様々だ。

半沢直樹と社畜

TBSのテレビドラマ『半沢直樹』を先日、全部見終わった。放送時から話題になっていたことは知っていたのだけど、こういう続き物のドラマを毎週毎週中断されながら見るのはあまり好きではないので、あえて放送が終わるまで待ってTBSオンデマンドで買って全部…

サービスをつくる側とつかう側は違うよ、という話

就職活動中の学生を見ていると、志望業界を決める時に、たまに「大丈夫か」と心配せずにはいられないような選び方をしている人がいる。

「ポケットマネーで給料を払う」という真っ黒な話

先日、大学の同級生に『脱社畜の働き方』の出版祝いをしてもらった。卒業してから一度も会っていなかった人も多く、中には結婚して子供までいる人までいたりして、時の流れに思いを馳せずにはいられなかったのだけど、今日書くのは別にそういう内容ではない。

僕が会社を辞めると決めた時に考えたこと

そろそろ会社を辞めようかな、と思い始めたあたりから、僕の中では毎日のようにポジティブな自分とネガティブな自分の議論大会が開催されていた。

「職場の飲み会で親睦が深まる」という幻想

「飲みニケーション」なんて言葉はもう死語になったんだろうな、と思っていたのだけど、先日電車に乗ったら熱っぽく「飲みニケーション」の重要性を語る男女の二人組を見かけて、久々に「うわ…」となってしまった。曰く、「飲みニケーションは仕事を円滑に進…

「リーダーを目指さない」という選択肢

年々、管理職になっていない中高年の割合が増加しているという。去年の調査では、50歳以上の非管理職の割合は55%と半数以上になり、この20年で8ポイントぐらい増加したらしい。元記事には最後に専門家(っぽい人)のコメントがついていて、管理職になれない…

多くの企業が求めるのは「おもしろい人」より「無難な人」

「つまらない人」と「おもしろい人」のどちらと一緒に働きたいかと問われれば、それは間違いなく「おもしろい人」と多くの人は答えるだろう。たしかに、「おもしろい」ということは人を評価する際にプラスに作用する要素のひとつではあると思う。ただ、会社…

日本人はいつから通勤に苦しむようになったのか

ところで、我々日本人が通勤電車に悩まされるようになったのはいつからなのだろうか。いわゆる「サラリーマン」と呼ばれる存在が最初に我が国に登場したのは、大正から昭和にかけての大都市部だと言う。

『脱社畜の働き方』が発売されました

『脱社畜の働き方』が、本日無事に発売されました。

子供には自分が「婚外子」になるかどうかなんて選びようがないわけで。

だいぶ長く時間がかかったが、ようやく非嫡出子の相続分を嫡出子の二分の一と規定する民法900条4号ただし書について、最高裁の違憲判断が出た。

『お笑いジェンダー論』:「専業主婦」と「社畜」の密な関係

瀬地山角先生の『お笑いジェンダー論』という本を読んだ。

『脱社畜の働き方』電子版の発売が決まりました

『脱社畜の働き方』の電子版が発売されることが決まったそうなので、お知らせさせていただきます。

『ウェブはバカと暇人のもの』:バカと暇人にならないために。

中川淳一郎さんの『ウェブはバカと暇人のもの』 を今更ながら読んだ。

TOKYO FMのTIME LINEに出演することになりました

なんか冗談みたいな話なんですけど、TOKYO FMの「TIME LINE」という番組に出演することになりました。さっき見たら、番組ホームページにも出てました。

「教育上の配慮」をすればするほど、教育の効果はどんどん下がる

松江市教育委員会が市立小中学校に「はだしのゲン」の閲覧制限を課したことが話題になっている。この騒動がきっかけになって「はだしのゲン」の売上は急増、なんでも増刷までかかったようで、最初に「閲覧制限」を言い出した人は今どんな気持ちなんだろうか…

コミュニケーションってそもそも「疲れる」ものだよなぁ、と。

この件に関して思ったのは、LINEの使用有無に限らず、コミュニケーションというのは本来的に「疲れる」ものだ、ということだ。二人以上の人が何かを一緒に行う場合、どうしても参加者はある程度テンションを合わせる必要がある。これには結構なエネルギーが…

『脱社畜の働き方』という本を書きました

突然ですが、『脱社畜の働き方』という本を技術評論社さんから出版することになりました。Amazonで予約が開始されたようなので、お知らせさせていただきます。

長時間労働すれば仕事ができるようになるわけでもない

「何かに熟達するために相応の時間をかけなければならない」というのは確かにまあその通りなのだけど、これと同じ理屈が仕事に適用できるかと言われると、かなりあやしい。

「やりがい」とは何なのか

「仕事にやりがいを感じない」と答えた人は全体の41.6%であったそうだ。その中でも30代、40代はそれぞれ46.6%、45.2%と他の世代よりも高めだった、とこのニュースは報じている。

ベンチャー企業とブラック化というダークサイド

僕も一応、起業経験がある。体力や精神力の問題もあって元記事のように一日20時間労働はさすがにしていなかったのだけど、それでも僕なりに精一杯働いた。辛いこともたくさんあったが、楽しいこともたくさんあった。僕らも、コアメンバーは元記事と同じく4人…

学歴の有無と常識の有無

飲食店従業員twitter炎上問題から、なぜか低学歴・高学歴論争のようなものが発生しつつあって、「それ絶対、話がどんどんズレていってるよ」と思いつつも、ちょっと自分自身の整理も兼ねて考えたことを書いておく。