脱社畜ブログ

仕事観・就職活動・起業についての内容を中心に、他にも色々と日々考えていることを書き連ねていきます。

日本の会社でリモートワーク(在宅勤務)が普及しそうにない理由

前回のエントリで、37シグナルズの新刊『強いチームはオフィスを捨てる』を紹介した。この本はとてもよい本なのだが、ではこの本で紹介されているようなリモートワークを中心にした働き方を未来ではみんながするようになるのかというと、それはまた別の問題…

『強いチームはオフィスを捨てる』:満員電車と決別するための一冊

Ruby on RailsやBasecampの開発元であり、このブログでは度々紹介している『小さなチーム、大きな仕事』(原題:Rework)で有名な37シグナルズがまた働き方についての本を出した。原著が出たという話は知っていたのだけど(ちなみに原題は『Remote』)、こん…

再読のススメ

最近、少し本の読み方を変えている。昔から本を読むのはかなり好きだったので、冊数にすれば結構それなりの数を読んでいる部類だと自分では思っているのだけど、基本的に僕の読書スタイルは乱読型で、同じ本を何度も何度も読み返すというのはあまりやってこ…

「努力する」のは最後の手段

努力は大切だ。そんなことは、わざわざ言わなくても誰でも分かっている。仕事でも勉強でも、頭ひとつ抜き出た結果を出したいのだったら、多かれ少なかれどこかでは努力しないといけない。活躍している人は、やはりどこかで努力はしている。ただ、このように…

東洋経済オンラインの連載5回目が掲載されました

東洋経済オンラインの連載5回目が本日更新されました。「社員は家族です」という経営者の甘え | あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 | 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/28268

定時帰宅を「プラス評価」する仕組みが必要

東洋経済オンラインの連載でも書いたが、日本の会社では「残業」は基本的に努力の証明で、やればやるだけ「頑張っている人」ということになる。 「残業しない=頑張ってない」という迷惑な妄想 | あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください…

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』発売記念キャンペーン

拙著『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業だください。』ですが、いよいよ本日発売になりました。本屋で見かけましたら、ぜひ手に取って読んでいただければと思います。そして今回、『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業だく…

日本人は契約内容以上のサービスを相手に求めすぎ

会社で働いて給料をもらうのも、あるいは牛丼屋で280円の牛丼を注文して食べるのも、その根底には「契約」が存在している。「契約」というのは、大雑把に言ってしまえば約束のことだ。会社員は雇い主に対して一定の労務を提供し、雇い主はその対価として賃金…

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の電子版発売が決まりました

1月10日発売の新刊『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』について、「Kindle版は無いのか?」というお問い合わせをちらほらと頂いていたのですが、このたび無事に発売することが決まりました。書籍版と同じく、1月10日発売です…

会社員は能力よりも印象が大事

まだ僕が会社で働いていた時の話だが、同僚に「よく怒られている」人がいた。資料を作成すれば「ここが抜けてる、構成が悪い」と叱責され、意見を言えば「考えが足りない」と指摘され、質問をすれば「質問の仕方が悪い」と怒られる。僕は子どものころから、…

昨年できなかったことはたぶん今年もできません

2014年になった。新年は、人によっては何かとやる気が高まる時期だったりする。この時期に、1年の目標を設定しようとする人もいるだろう。新年の目標の立て方については、昨年簡単な記事を書いた。要約すると、たぶんそのやる気は続かないからあまり高すぎ…

2013年を振り返る

気づくと、2013年も今日で最終日だ。2013年は、個人的に大きな出来事がいくつかあった年だった。まず、7月ぐらいに会社を辞めた。もっとも、会社を辞めることは入社した時から決めていたことなので、それがたまたま今年になったというだけで、そんなに意外な…

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の本文の一部を公開しました

来年1月10日発売の『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』ですが、先日の「はじめに」の公開につづいて、本日さらに2章の一部を公開することにしました。本書は全体的にイラストが豊富です。普段はそれほど本を読むわけではない…

「言い訳するな!」という恫喝の無意味

一般的には、言い訳は悪いこととされている。しかし、本当にそうなのだろうか。たしかに、なんでもかんでも人のせいにして自己弁護ばかりするというのはあまり褒められたものではない。でもだからと言って、あらゆる言い訳を封印するべきだという考え方には…

東洋経済オンラインの連載3回目が掲載されました

東洋経済オンラインの連載3回目が本日更新されました。「やりがいある仕事を探せ」というムチャ振り | あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。 | 東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/26617 今回のテーマは、1月発売…

完璧主義の治し方

完璧主義者と言われる人たちがいる。仕事であれば必ず100%の完成度を目指し、それ以外は認めない。簡単な仕事ならそれでもいいのだけど、少し難しい仕事で完璧主義を発揮しようとすると、ほぼ間違いなく途中で挫折してしまう。そうでなくても、100%に到達す…

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の「はじめに」を公開しました

来年1月10日発売の新刊『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。」ですが、本日「はじめに」(p.1 - 6)を公開することになりました。こちらからご覧ください。テキストファイルではなくpdfファイルなので、書面の雰囲気がそのまま伝わ…

コピー取りやオフィス掃除みたいな「下積み」っていつ役に立つの?

コピー取りとオフィスの掃除を3年し続けても、自分のビジネスができるようにならない。日本社会では「下積み」が必要以上に強調されすぎている。新卒で入社した若者に対する「まずは3年…」という定番の説教にはじまって、とにかく若いうちは修行に徹しろ、と…

東洋経済オンラインの連載2回目が掲載されました

東洋経済オンラインの連載2回目が、本日掲載されました。第2回目のテーマは「経営者目線」です。内容としては、今までこのブログで書いてきたようなこととも重複するのですが、最後に「経営者目線を持てと言われてしまったらどうするか?」について、簡単な…

企業が欲しいのは優秀な人よりも洗脳しやすい人

企業にとっては採用者の能力なんてある一定水準を超えてさえいれば割とどうでもいいことだったりする。社風に合っているかどうかがよくわからなくても、企業がその人を自分のところの社風に「洗脳しやすい」と判断されれば採用されることになる。研修なり、…

いい仕事をすればするほど、仕事はつらくなっていく

日本の会社の多くは、いい仕事をした人間には、役職を上げてさらに難易度の高い仕事を与えるという報い方をする。給料も少しは上がるかもしれないけど、それ以上に仕事の量、責任の重さがグッと上がって、仕事はどんどんつらくなっていく。

『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』という本を書きました

『脱社畜の働き方』につづいて、この度また働き方についての本を書きました。現在Amazonで予約受付中になっています。

「妥協」は会社員の必携スキル

実生活で、たまに知人から仕事についての悩みを相談されることがある。悩みの内容は人それぞれなので一概には言えないのだけど、傾向として、仕事で深く悩んでしまう人はどうも「真面目な」人が多いような印象を受ける。

たしかに、研究室の学生は「お客様」ではないけれど……

以下の発言小町の投稿が妙に気になった。研究室で、学生が教員に「客に対してその態度は何だ」といいます。 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/1205/632269.htm

「規則正しい生活」はつらい

会社員時代、最もつらかったことのうちの1つが、毎日毎日同じ時間に起きて、電車に乗って会社まで行くことだった。

非ブラック認定=優良企業(ホワイト企業)か?

昨日(12月1日)、2015年卒の就職活動が解禁された。就職活動のあり方について云々言うのは今回は置いておいて、昨日読んだ以下の記事が気になったのでそれについて少し書きたい。

「論理」だけで人は説得できない

他人を説得しようとする時に、その人を「論破」してしまう人がいる。

努力という才能

昔から、努力家は称賛される。

最後は自分で決めましょう(意思決定のプロセスについて)

言うまでもないことだが、物事の多くにはほとんどの場合「メリット」と「デメリット」の両方がある。

傑作すぎて思わずDVDを購入してしまった映画5選

このブログの主題とはまったく関係ないのだけど、以下のエントリを読んでいたら自分も好きな映画について書きたくなってきてしまった。